インド在住者必見!インド生活が圧倒的に快適になる便利なスマホアプリ3選

ここ、インドにも、インドに特化したスマホアプリというものが存在します。「え、こんなことまで可能なの?」と驚いてしまうようなアプリもあります。また、「なるほど、これはインドならではだな。」といったアプリも存在します。うまくアプリを駆使すれば、家から1歩も出ずして食材をゲットできたり、タッチ1つで家の前にタクシーを呼べたりもします。まるでドラえもんになってしまったかのように。

しかし、なぜこのようなアプリサービスが続々と出てきているのでしょうか。実は、インドではパソコンよりもスマホの普及率の方が高いんです。なぜなら、一般的なインド人家庭にとってPCというのは高価なもので簡単に手が届くものではないのです。

そのため、アメリカや日本などが通ってきた、デスクトップ→ラップトップ→スマホ・タブレットといった過程は存在せず、いきなり全部を飛び越えてスマホになるわけなのです。そのため、スマホの普及率が高くなるのです。このようにインドでのインターネットユーザーはスマホユーザーがほとんどで、そのため、各社スマホユーザー向けのアプリサービスを提供、そして強化しているのです。

 

インドでおすすめのスマホアプリ3

インドでは上述した理由もあってか、スマホアプリでのサービスが充実しており、それらを使えばかなり便利な暮らしを送ることができます。今回は、インドで生活するうえでこれだけは押さえておいてほしい厳選したアプリ3つを紹介します。

1 Zomato


出典 http://yourstory.com/

Zomatoはインドにあるレストランのレビュー、連絡先、メニュー、デリバリーの可否などを検索することができるアプリです。インドにあるほとんどのレストランが登録されているため、事前に行きたいレストランをZomatoでチェックすることができます。またレビューを参考にしてレストラン選びをすることができる点がとても便利です。

また利用したレストランにチェックインすれば、いつでも今までにチェックインしたレストランを閲覧することができます。また、履歴もあるので、いつでも確認することができます。
  • 使用方法
    使用方法はいたって簡単。アプリを開いて、レストランを検索するだけ。すぐに行きたいレストランが見つかるはずです。 また、レストランをアプリ上でフォローすることができ、リアルタイムな情報を手に入れることができます。そして面白いのが、たくさんレストランを評価、またはレストランでの写真をアップロードすることで称号が与えられます。うまくゲーム的要素を組み込むことでユーザーエクスペリエンスを高めています。
  • なぜ流行しているのか
    Zomatoが流行する理由とは、今までに、インドにあるレストランをまとめたサイトがなかったことがあげられます。全くなかったというわけではないのですが、情報の正確性が定かではなかったのです。しかし、Zomatoはユーザーが必要な情報を素早く、シンプルにまとめて提供しているという点で爆発的に流行しているのです。
また、ユーザーがレストランのレビュー、写真を投稿することで、情報量が増え、さらにコンテンツが充実していく。ユーザー側もたくさん投稿することで称号がもらえ、フォロワーが増える。ユーザーを手放さない仕組みづくりがうまく、まだ競合他社がいない時期に一気に展開していったのが流行している理由だと思います。

さらにこのインド発のZoamtoはインドだけでなく、イギリス、アラブ首長国連邦、カナダ、アイルランド、ニュージランド、南アフリカなど全18か国に展開しており、ユーザー数も飛ぶ鳥を落とす勢いで増加しています。

2 Ola Cab


出典http://techcrunch.com/

このアプリではボタン1つで簡単にタクシーを呼ぶことができます。また、アプリ上で距離と時間をもとに料金が算出されるのですが、この料金が安いのです。この前、デリーにあるコンノートプレイスから、グルガオンにある自宅(約1時間半程度)までOlaCabを使って帰ったのですが、280Rs(約560円)でした。安すぎです。このアプリは重宝すること間違いなしです。
  • 使用方法

アプリを起動するとマップが表示されます。そのマップ上にタクシーのマークがたくさん表示されているのですが、それが近くにいるタクシーを意味しています。画面下部の方を見ると、タクシーの種類が表示されており、種類別で、自分がいる現在地まで来るのに何分かかるのかが表示されています。その欄より乗りたいタクシーをタッチすれば、タクシーが現在地まで来てくれるという仕組みなのです。

タッチした際に、ドライバーの名前、車のナンバー、ドライバーの電話番号が表示されます。もし、車とうまく合流できない時などに電話をかけたり、ナンバーを頼りに探すことができます。
  • なぜ流行っているのか
    このOla Cabが流行する理由としては、2つあります。まず1つ目は、インドのタクシーはメーターがついているものの、外国人相手、インド人相手でさえもぼってくるためというのがあげられます。日本ではタクシーの値段はほぼほぼ同じで信頼できるのですが、インドにおいてタクシーの相場がわからない外国人にとっては、言われている料金が高いのか、安いのかよくわかりません。その点において、しっかりアプリ上で料金を計算してくれる、しかも安いというのは安心できるポイントです。
2つ目は現在地まで来てくれるためです。例えば、友達と外食して帰りがおそくなってしまったとき、夜遅くに1人で夜道に出るのは危険です。そうゆうときにOla Cab を利用してタクシーを呼べば、現在地まで来てくれ、ドアTOドアで帰れるので危険な目に合うこともないでしょう。

3 Grofers


これは、家にいながらもアプリ上にあるリストから食材を選ぶと注文したものを届けてくれるというサービスです。このアプリは食材だけでなく、電化製品や、コスメ用品など多岐に渡って配送サービスを展開しています。驚くべき点はその配送料がたったの45Rs(約90円)であるということ。配送料がほとんどないも同然であるのに、外出することもなく商品を手にすることができます。しかも、90分以内に届けてくれるというから驚きです。
  • 使用方法
    アプリを開くと自動的にGPSが起動され、自動的に近くの店舗が表示されます。表示された中から、欲しい商品を注文し、決済画面に進みます。支払い方法は、代引き、クレジットカード、オンラインペイメントなどから選択可能。そして90分以内に商品が配達されます。
  • なぜ流行っているのか
    この、Grofersが流行する理由としては、やはり、時間を有効活用できるという点です。時間によっては交通渋滞がひどく、スーパーに行くまでにかなりの時間がかかってしまいます。また仕事で忙しいビジネスマンも帰宅直前に注文しておけば、帰宅と同時に受け取ることも可能です。渋滞の影響をあまり受けないバイクがスルスルと渋滞を抜け配達してくれます。
また、実際に、自分でスーパーに行ったとしても、レジでかなり時間がとられてしまいます。日本のようにレジ処理が早くなく、インド人はあくまでもマイペースにレジ処理を行うので、レジでさらに待たされてしまい、かなりの時間が奪われてしまいます。つまり、そんな時にGrofersを使おうとなるわけなのです。

まとめ

今回紹介した3つのアプリ以外にも、インドにはまだまだたくさんのアプリが存在しています。「日本では絶対流行るわけがない」というものでも、インドでは流行っていたりします。そこがインドの面白いところであると思います。まだまだ発展途上の国なので、これから、ますます便利になっていくのだろうということを思うと楽しみで仕方ありません。これらのサービスは、インドだからこそできるサービスであると言えます。

例えば、上記で紹介したGrofersで言えば、豊富な労働人口のあるインドでなければ、必要なデリバリーの方を確保することは難しかったでしょうし、Ola Cabで言えば、「メーターをちゃんと使用してくれない」、「メーターが回るスピードが異常に早い」という事情がなければここまで流行らなかったでしょう。

今はそれらアプリがあるおかげで、快適に、そして便利に過ごすことができます。どれも、インドで生活するうえで必須になるアプリなので、少なくとも、これら3つのアプリを使いこなして快適なインド生活をお送りください!

 

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