【2020年11月更新】インド就労ビザ発行情報とオンライン申請方法

インド ビザ

インド就労ビザ発行の最新情報およびオンライン申請方法についてアップデートしています。

コロナ禍におけるインド就労VISAの最新情報

11月3日時点

新規就労VISA取得に関する最新情報がインド日本商工会/JCCIIから発信されましたので共有致します!

インド政府は10月22日、インドへの出入国を希望する外国人やインド人のカテゴリーを拡大し、ビザや渡航制限を段階的に緩和する決定を致しました。まず全てのOCI及びPOIカード所持者及び、観光ビザ以外の渡航目的で訪印を希望する外国人に対し、政府が指定する国際空港及びチェックポストを備えた政府指定の海港を経由した、空路及び海路による入国を許可することになりました。この措置により、就労査証(Employment)をお持ちの方だけでなく、有効期限内の商用査証(Business)および帯同査証(X)をお持ちの方も入国に際し査証手続きが不要になります。すでに失効している場合は、最寄りの在外インド公館で改めてビザ申請を行い、適切な種別のビザを入手してください。

▼詳しくは引用元となるインド日本商工会/JCCIIをご覧ください。
https://jccii.in/archives/3073

尚、インド就労者のビザ取得の状況などをご確認されたい方は、パレット編集部にメールにて直接お問い合わせください。

8月13日時点

新規就労VISA取得に関する最新情報がインド日本商工会/JCCIIから発信されました!

現在日本→インドのチャーター便の第二便が8月28日(金)に予定されており、そのチケットの予約(JTBのみで受付中)を通して新規就労VISAの申請が可能とことです。

〇査証の取り扱い
・既に有効期限内の就労査証をお持ちの方は有効であることを確認しておりますので手続き不要です。
・新規に就労査証、商用査証の取得が必要な方は、19日(水)までにJTBに必要事項を登録いただくともに、通常必要な査証申請書類をご準備ください。

※JTBに登録いただいた情報を商工会よりインド外務省経由で、在日インド大使館・領事館に伝え、チャーター便利用予定者であることを証明し、これにより、本来必要な航空券コピーの提出は免除され、査証が発給されます。

引用元:https://jccii.in/archives/2153

インド就労ビザの取得方法

インド就労ビザは取得困難なイメージがありますが、オンライン申請時に、しっかりとすべての項目を埋め、必要書類もちゃんと用意していれば決してそんなことはありません

インドビザ取得を代行して行ってくれる業者もあるのですが、もちろん自分で申請するよりも追加でお金がかかります。申請を代理会社に任せているようでは、迫りくるインドでの数々の試練を乗り越えていくことは困難になるでしょう。

粘り強さと根性さえあれば自分でできる作業ですので、自力で申請することをおすすめします。まずはインドに慣れる第1歩だと思って申請に取り掛かりましょう。

※インドビザの申請条件や必要書類などは不定期に更新、変更されます。心配な場合は、申請前にご自身で大使館等にお問い合わせいただくのが一番最新の情報を得られる方法かと!申請する都度で変更点をチェックしましょう!

※2018年12月現在の最新情報をお届けします!前回(2017年12月13日)の記事に加えて注意して欲しいところ、変更があったところは赤字で記載しておりますのでご確認下さい。

インド就労ビザ必要書類

まず最初に必要書類をリストアップします。最大で、14種類の資料を用意しなければなりません。一見、多く感じるかもしれませんが、自分で用意するのは5つだけです。なのでそんなに大変な作業ではないということを、心に留めておいてください。

詳しくはこちら→インド大使館「ビザの種類と必要書類(英文)」

ご自身で用意するもの

・パスポート
( 最低2ページの空白ページが必要、申請期間まで有効なパスポートでなければなりません。)
・ビザ用写真を1枚
(サイズ:51mm X 51mm、背景:白無地 ※3ヶ月以内に撮影したもの。)
オンラインビサ申請書
(不備がないよう注意して入力、印刷することが大切。)
・英文履歴書

(申請者は自分の学歴 と職業経歴を詳しく説明する書類を提出しなければなりません。)
・自己推薦状、もしくは就労先からの推薦状

過去のインドビザページのコピー
(以前インドに訪問したことがある方のみ。)
古いパスポート
(申請者の所有する古いパスポートの中に有効なビザが入っている場合のみ。)

インドの就労先企業に用意してもらうもの

・Offer Letter
就労先企業と締結した雇用契約の書類、もしくは証明書
・Appointment Letter
就労先からの採用通知書の原本
・Undertaking Letter
就労先からの誓約書
・COI(Certificate of Incorporation)
就労先企業の登記証明書
・Certification of Non Availability Skill
就労先からの技能証明書
・Explanation letter of lease
申請者の住居を保証する証明書のコピー(ホテルでも可能。)
・Company Profile
就労先企業のプロフィール(場合によって必要なため、念のため準備しておく。)

インド就労ビザオンライン申請

ここからはビザのオンライン申請についてです。オンライン申請は、項目が多い上に、全て英語なので、正直面倒くさい作業になります。

しかし、面倒くさがりのあなたも大丈夫!オンライン申請の手順を、実際の画面を用いて徹底解説していきたいと思います。

まずは、オンライン申請用のサイトにアクセスし、1番左のRegular Visa Applicationをクリック。


クリックすると以下の画面が表示されますので、ここから申請スタートです。
入力必須項目ではないところもすべて記入してください!わからない箇所も、NAと記入して必ず埋めること。一定時間空けてしまうと最初から入力になるので注意!



【ビザ申請場所】
お住まいの都道府県ごとに管轄が定められているため、必ず正しい方を選ぶようにしてください。

インド大使館北海道 
東北(青森、岩手、山形、宮城、秋田、福島)
関東(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川)
信越・北陸(新潟、長野、富山、石川、福井、山梨)
東海(愛知、岐阜、静岡)
沖縄 
インド領事館近畿(滋賀、京都、兵庫、奈良、大阪、和歌山)
中国(鳥取、岡山、広島、山口)
四国(徳島、愛媛、香川、高知)
九州(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)
東海(三重)
【目的】
ご自身に合った選択肢を選ぶようにしてください。多くの人が、画像にある6か月以上の就労目的に当てはまると思います。

全て記入できたら、アクセスコードを入力してContinueをクリック。

次に、基本的な情報の記入です。スペルミスなどに気を付けて、進めていきましょう。
この画面で表示されるAPPLICATION IDを控えておくのも忘れずに!こちらのIDがあれば、1度保存した後に途中から記入を始めることができます。ページ毎にとか小まめに保存しておくことをオススメします。


【Citizenship/National Id No. (国民識別番号)】
公的に身分を証明できる番号は日本では交付されていないため、NAと記入してください。

【最終学歴】
BELOW MATRICULATION:小学校卒業、中学校在学中
GRADUATE:大学卒業
HIGHER SECONDARY:高等学校、専門学校、短期大学卒業
ILLITERATE:読み書きが困難
MATRICULATION:中学校卒業
NA BEING MINOR:小学校以下、未就学
OTHERS:その他
POST GRADUATE:大学院卒業
PROFESSIONAL:博士号

次に、パスポート情報を入力します。

次は現住所と本籍の記入です。
日本とは住所の順番が逆になりますので、ご注意ください。
郵便番号、電話番号はハイフンなしで記入!


家族の詳細を記入した後、現職に関する情報を記入します。ここまでで、もう半分以上終わっています!ファイトです!


次に、インドの勤務先に関して、詳細を記入していきます。 以前、インドに渡航したことがある方は詳細を記入します。


過去の訪問国と連絡先も記入しましょう。


おつかれ様でした~!以上で記入は完了です。

実は最後に、下記チェック項目が追加されました!


ほとんどの方が6項目全てNOだと思いますが、YESの項目がある場合は、詳細を記入しなければなりません。ご注意を。
チェックし終わったら、最後の同意文に同意し終了です。

→私は(名前)、上記で提供した情報が私の知識と信念の範囲内で正しいことを宣言します。情報が虚偽であることが判明した場合、法的処置/追放/ブラックリスト入り、インド政府が適するとみなすあらゆる措置への責任を負います。

同意するとAPPLICATION ID(申請番号)が出てくるので必ず控えておいてください。

 

その後、写真をアップロードする画面がでてきますが、Skipをクリックして進んでください。アップロードできなかったり、画質の問題で受け付けてもらえなかったりする事もあり得るので、写真を直接貼り付ける方が安心です。ただ、ビザ用写真の必要条件をクリアしていないと受け付けてもらえないこともあるので注意!(日本国外で申請する場合は、アップロードマストのところもあるので発行する場所に問い合わせておくのが一番かと!ちなみに、フィリピンでは写真を持っていったら、アップロードするように言われました。)
余談ですが、、、。
私がフィリピンで申請した時データ用の写真がなかったんです。職員の人に相談すると、「持ってきた写真の写メを撮ってアップロードすればいいじゃん!」と言われました。
え、、、。
インドのビザ取得って厳しいんだよね、、、?大丈夫なの?という不安がありましたが、すんなり受領されました。
国によっては、少しゆるいところもあるようです。参考までに。

最後に確認画面が表示され、修正箇所がなければ、プリントアウトします。プリントの際、バーコード等が切れないよう全てが用紙に収まっているか確認してください。コンビニ等の印刷機で印刷する場合、「少し小さめ」というサイズ設定にしないと、全部要しないに収まりません。私は、何度もコンビニに走った経験もあるので、皆さんご注意を。
プリントしたオンライン申請書に、パスポートと同じサインをして完了です。

申請場所、申請方法、申請料金に関して

申請場所

以前は、大阪と東京の2ヶ所に設置されているビザセンターが、ビザ発行業務を担っていました。
ところが、このビザセンターを運営するIVS Global Japanという会社が、2017年3月21日から業務を停止した為、現在は申請場所が変更になっています。

下記の通り、東京のインド大使館と大阪のインド領事館が対応施設として機能していますので、こちらで申請してください。

インド大使館(東京)


申請書受付月〜金
09:00〜11:00
査証および
パスポート返却
月〜金
16:00〜17:00
管轄北海道
東北
関東
信越
北陸
東海(三重を除く)
沖縄
URLhttps://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/visa_services_jp.html
MAP
〒102-0074 東京都千代田区九段南 2-2-11

インド領事館(大阪)


申請書受付月〜金
09:30〜11:30
査証および
パスポート返却
月〜金
15:30〜16:30
管轄東海(三重)
関西
四国
中国
九州
URLhttps://www.indconosaka.gov.in
MAP
〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町1丁目9−26 船場ISビル10F


申請方法

直接申請する場合

直接申請する場合は、上記で記載した提出時間内に出向いてください。整理番号を発行し、順番を待ち、申請書を提出して領収書を受け取れば完了です。

領収書に記載されている日時にもう一度訪問して、ビザを受け取りましょう。
状況により異なりますがビザ発行までに3~4営業日かかります。
郵送で受け取ることも可能です。申請所でその旨を伝え、手続きをしてもらってください。
念のため、返信用封筒を用意しておくと安心です。
※郵便サービスは追加で600円がかかります。

郵送で送る場合


上記で記載した必要書類を全て揃え、インド大使館またはインド総領事館に郵送します。
※お住まいの地域がどちらの管轄に該当するのか必ず確認し、正しい方に郵送してください!

郵送サービス料は1,000円です。(申請書1通)

同封するもの
・必要書類一式
・切手なし返信用封筒(申請者本人の名前、返送先住所を記載)
・申請料総額(郵送サービス料もお忘れなく!)

およそ15営業日かかります。(土日、法的休日を除く)
海外に1年以上在住している日本人、もしくは他外国の住民権または二重国籍を持つ日本人は、21営業日かかります。
・申請料を現金で同封する必要があるので、現金書留で送付しましょう。
・封筒には「ビザ申請書類在中」と記載してください。
・不備があった場合に連絡してもらえるよう、メールアドレスなどの連絡先を明示してください。

申請料金

日本国籍の方のビザ申請料金は、ビザ代金1200円に大使館追加料金の350円を加えた、1,550円です。
(以前は、大使館追加料金が200円でしたが、少し値上がりしたようです。。)

あとは、申請方法や個人の申請内容によって総額がかわります。

直接申請される方:1,550円
直接申請し、郵送で受取りの方:1,550円+600円+郵送料
郵送で申請の方:1,550円+1,000円+郵送料

詳しくはこちら→インド大使館「ビザ追加料金」

 

まとめ

以上がビザ申請から取得までの流れになります。難しいという噂をよく聞きますが、意外と自分でもできるような内容だったのではないでしょうか?

インドビザ取得で1番大切なことは、入念に準備をして、不備のないように書類を揃えることです。

せっかく作成した書類も、少しでも不備があれば即返却されてします。そして再記入、再提出。再記入のためにさらにお金がかかってしまう事だってあります。

面倒な作業を1回で終わらせるためにも、ビザオンライン申請時の確認画面、その他必要な書類に不備がないかしっかりと確認し、申請所で跳ね返されないようにしてください。

跳ね返されなかった時には、心の中のあなたは相当でかいガッツポーズをしていることでしょう。私もそうでした。

それでは、最後にビザ申請の流れをまとめておきます。
  1. ビザ申請に必要な書類をすべて用意する。
  2. オンラインでビザ申請、プリントアウトする。
  3. 必要書類、オンラインビザ申請書を持って申請所へ(もしくは郵送)
  4. 指定された日時に申請所に向かい、ビザの受領。(もしくは郵送で頂く)
これであなたもビザをゲットできているはずです。それではよいインドライフを!

今回Palette編集部で説明したのは現段階(2018/12/19現在)の情報です。これが正解というわけではないので、一例として参考にしてください。ビザ申請の仕方は随時変更されるので、大使館の情報をしっかりチェックしてくださいね。

参照サイト
インド大使館

インド総領事館

インドビザ 支援センター

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2018.07.19

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