知られざるインドの魅力!マンゴーシーズン到来!!


今年もインドに猛暑がやってきました。首都であるデリー近郊を含む北インドエリアではいよいよ真夏到来となっており、最近では専ら40℃越えの毎日です。この辺りでは、4月~6月あたりにピークを迎え、その後は雨期に入ります。このシーズンには灼熱地獄だけでない楽しみがインドにはあります。そうです!それがインドマンゴーなのです。インドで生活している、インドに来る機会がある方は、この時期に是非ともインドマンゴーは食して頂きたい一品ですね。

インドのマンゴーとは!?


日本では、インド産のマンゴーというとあまり馴染みはないですよね?日本国内では、沖縄や宮崎のマンゴーが超高級品として名を馳せていますし、ブランド品『太陽のタマゴ』ともなると一つ数千円を超えるものもあります。その他、スーパーなどで流通しているものとしては、メキシコ産、台湾産、タイ産などがほとんどですので、インド産のマンゴーを目にしたことがない方も多いかも知れません。

しかし、実はマンゴーの生産量No.1はインドなのです。その年間収穫量は、年間1000万トン以上にも上り、世界の4~5割をインド産マンゴーが占めているほどの量なのです。これは、収穫量2位の中国の4倍以上にも上ります。これだけの量があるため、全土に流通しており、皆さんが知っているような超高級マンゴーは一つ1000円、2000円、3000円とする中で、こちらでは品種によって異なりますが、Kg売り(3~5個)で100円~400円ほどなのです。驚くほどの安さなのですが、驚くのは安さだけではないのです。味も確かなもので、高級品となれば日本のアップルマンゴーよりも甘みや酸味のバランスのとれたものとも巡り合えます。

マンゴーについてどこまでご存知ですか?


いまさら何を?という気もしますが、マンゴーって意外と知られてない事もあるということで、少しマンゴーの概要について触れてみたいと思います。実はインドがルーツとも言われており、4000年以上前から生産がおこなわれていたとも言われております。恐るべしインドの歴史ですね。

中にはマンゴーが苦手という方もいるかもしれませんが、その多くがかゆみが出るという理由を挙げています。実は、マンゴーはウルシ科マンゴー属に分類されるため、漆に類似した物質が含まれているため、軽度な場合は口内や口唇のかゆみやひどい場合はかぶれや湿疹を起こすこともあるのです。こうなるとダメな人にとってはダメですよね。ただし、そうでない場合は栄養価も高いため食べて損はありませんね。

とは言え、好きな人にとってはたまらない。おいしいマンゴーの見分け方としては、⑴皮にハリ・ツヤがある(ブヨブヨのものはダメ)⑵黒い斑点のないもの ⑶香りの強いもの と、この3点を抑えておけばとりあえずはOKでしょう。購入して間もない時はまだ熟していないので、家で数日間追熟し、期が来れば冷蔵庫で冷やして、食することをお勧めします。

500種を超える品種の頂点に君臨する『アルフォンソ!』


一口にマンゴーと言っても、今では世界で500種以上が存在し、今もなお品種改良が重ねられ新たな品種が生まれているとも言われております。元をたどれば概ねは、アーウィン種、カラパオ種、キーツ種、ケイト種などに大別されます。日本で最も認知されているアップルマンゴーは上記の中のアーウィン種に当たりますが、これもそもそも経済界でも有名な佐々木正氏が品種改良した後に出来上がった比較的新種のマンゴーなのです。

インド国内だけでも100種類近く全土で見つけることが出来、スーパーや町の八百屋、個人の売り子でさえ豊富な種類を揃えています。これらはもちろんそのまま果物として食すこともあれば、ジャムにしたり、ピクルスにしたり、ソースにしたり、もちろんカレーに入れたたりと使い道も多岐にわたるため、用途によって使い分けをするケースも少なくないようです。

しかし、マンゴーと言えばやはり冷やしてそのまま食べるのが最高ではないでしょうか?その中で最高峰と言われているのが、アルフォンソという品種です。値段は最高峰だけあって、1㎏あたり400円ほどすることもあるのですが、それでもこの値段。1つだいたい100円~200円くらいですね。(安い!)このアルフォンソ、手に取っただけで香りが立つような品種で、実際に食べてみてもその甘みは宮崎産といい勝負をするでしょう。

果たして差はあるのか?利きマンゴーに挑戦!


シーズン到来だからこそ!種類が豊富にあるからこそ!食べ比べしてみたいですよね。本当にアルフォンソが最高峰なのか、そもそも日本のマンゴーと比べてどう違うのかなど見てみるためにも、今回全部で10種類のマンゴーを購入し、実際に食べ比べてみました。

今回エントリーしたのは、下記の3種類!
  1. アルフォンソ 約370円/kg インドマンゴーの王様
  2. トタプリ   約100円/kg   ペリカンマンゴーとして有名
  3. パイリ    約80円/kg   安くてどこでも手に入る
ありがちな利き食べ物企画をしてみたのですが、実は結果が驚くことに…余裕の大正解!恐るべしアルフォンソとでも言いましょうか、味や香りで目を隠しても分かるレベル!(は言い過ぎかもしれませんが…)日本で食すマンゴーに極めて味が近く、かつ上品である故かもしれませんね。一方、トタプリやパイリは風味が少し異なり、甘みは控えめで酸味がやや強いものやえぐみの強いものもありましたので、分かりやすかったのかも知れません。

まとめ

インドのマンゴーについて、いかがでしたか?きっと少しは食べたくなったことだろうと思います。筆者もインドマンゴーの王様に出会うのは初めてでしたが、本当においしいの一言に尽きました。まだまだシーズン真っ只中です。雨期になるまでに、是非ともインドマンゴ―を食してみてください!日本にいらっしゃる方はと言うと…インドマンゴーの輸入が解禁となっているとはいえ、極めて流通量が少ないのが事実です。気になって仕方ない!という方は、通販で探してみてください。加工品が大半ですが、プリンやジュース、アイスにも使われていたりしますよ。