【海外就職】企業の成長の鍵は、ヒト!~企業と候補者の本音を探る~


今回はJAC Recruitment Indiaを通じてご採用・ご転職頂いた、ベビー用品でお馴染みのPigeon India(以下、ピジョン)へインタビューをさせて頂きました。

ピジョンの代表を務める船越様、公務員から民間企業の経営企画へと大幅なキャリアチェンジを遂げた風間様より、日本人現地採用の採用を成功させた企業側の秘訣、インド転職を成功させた転職者側の秘訣を伺いました。

企業の本音

まず初めに、貴社の概要・事業についてお聞かせください

弊社は世界中でベビー用品を製造販売しております。2009年にムンバイオフィスを開設したことを皮切りに事業活動を開始し、その後グルガオンにヘッドオフィスを移転。

それまでは輸入品販売を行っていましたが、2015年にはノイダ工場が完成し、製造を開始することができました。これをきっかけにより多くのお客様に安価で高品質な商品をお届けすることが出来るようになりました。

今年はGSTなどの影響もありましたが、ディワリを終え過去最高売上も達成することが出来ました。実は今回、ディワリのシーズンにEコマース限定でギフトとしてセット販売も試み、非常に好評でした。こうした新しい切り口での試みが出来るというのがこの国の楽しいところだと思います。

採用に関してはいつ頃から、どのような構想で進めましたか?

2016年の下半期に入ってからです。前社長の異動と同時に人材補充がないということを同時に知りました。体が一つであることを考えると仕事がどんどん増えていく中で、それらを全てを自分で行うことに限界を感じていました。

資料作りやレポーティング業務に時間を取られるのではなく、自分の役割はマネジメントや未来を考える仕事ではないか考え、その結果現地採用という選択に至りました。

数ある業務の中でなぜ経営企画業務を切り取ったかというと、他の部門に関しては、インド人スタッフがある程度育っていたからというのが一つ。また、経営企画だけは専門職のようでありながら、ゼネラリストの素質も求められていて、インド人の最も苦手な分野だったことがもう一つの理由です。

海外での採用活動の中の苦労や工夫はありましたか?

採用開始時は経営企画ということもあり、財務諸表を理解できることはもちろん自ら作れることも必要だと考えていました。

つまり、会計などの知識に富んだ方です。しかし、初期の段階でこの募集の仕方では厳しいなと気づいたのです元々の絶対数が少ないですし、専門知識を持った方となると尚更です。

そこですぐに考えを変え、財務諸表を作れなくても、まずは読めればいい。さらに、将来のことを考えた時にはある程度の企画力や考えをアウトプットできる人の方がいいという方向に転換しました。

経営企画を2つに割って、企画の部分の比重を大きくすることで、実際にご紹介頂ける方の数も増えました。採用条件を緩めることに抵抗はなく、インドという市場を鑑みた上でむしろそれが必要不可欠だと思い、即断即決しました。その判断は大正解だったと感じています。

“公務員”という経歴を持つ風間様にどのような印象を受けましたか?またどのように採用を決断されましたか?

当時、彼女の履歴書(経歴)が面白かったので興味がわき、すぐさまお会いしたいと思いました。また、バックグラウンドから企画寄りの考えをお持ちという印象を受け、発想力や考え方にも興味が沸きました。

スカイプ面接だったにも関わらず、画面からかなりの圧を感じました。それまで何人かと面接していましたが、アピール力は彼女が1番強く、その本気度は画面を通しても伝わるものでした。

最終的には将来のキャリアプランやビジョンを持っているか、インド人スタッフと上手くやっていけるのかの2つを基準にしました。当然経験も異なれば民間企業の経験もない。英語力も高いとは言えない状態でした。

しかしながら、そのポテンシャルと英語については後から付いてくるだろうという判断もあり、彼女を採用するに至りました。実際入社頂いた後も、私が思っているよりも早くキャッチアップをしてくれており、ほぼ全てのレポーティング業務も、販売計画作成も任せています。

最近は席にいないことが多いのですが、気づいたら他部署のスタッフの所に出向き、自らコミュニケーションと取って経営指標の裏どりをしている。自らの業務を形にしてくれています。

海外就職に成功した候補者の本音

海外での転職活動エピソードをお聞かせください

仕事を進める中で、私は成果を求めるタイプなのだと気づき転職を考えました。成果が見える環境が良かったのです。評価や結果が見えにくい前職には、少し物足りなさを感じていました。

当初はインドに絞っていたわけでもなく、むしろ海外就職という選択肢そのものを知りませんでした。そんな折、海外就職のブースを見つけ話を聞いている中で可能性を知り、挑戦心が湧いたのです。それと同時に海外での転職活動へ切り替えました。

その後選択肢を広げ各国見ていたのですが、インドというチャレンジングな環境に惹かれていたのもあったので、第一志望はインドでした。

民間企業も海外勤務も初めての経験になるので、早くキャッチアップをしていきたい・幅広い経験をしたいと考え、限定的な仕事よりは、会社の全体がわかるようなポジションを探していました。そんな中で出会ったピジョンの求人は、その希望に対して強くマッチしていました。

民間企業・未経験の職種・海外就職と、新しいことに対しての不安はありましたか?

民間企業の仕事は本当に新しい挑戦だったので、不安よりはむしろ楽しみだというポジティブな感情の方がずっと大きかったです。頑張ればできると思っていました。ただ、語学や仕事内容に関して、多少不安はありました。

それでもインドで働くことで得られる可能性を考えるとそこも含めてポジティブになれました。

実際入社してみて、いかかでしたが?

分からないことが多すぎて、悩んだことも、失敗したことも、たくさんあります。ですが、2か月ほど経ってから、知らない・分からないということに関しては悩まないことに決めました。悩むよりも、どう勉強していくか、誰に教えてもらうか、それを考えるようにしていきました。

当初は、インド人スタッフとどう話そうかと悩みましたし、かなりの勇気が必要でした。最近ではお互いの仕事内容など理解しあえる部分が増え、聞きたい事もすぐ聞けるようになりました。そうしていく中で半年経って、やっと少し慣れたなと感じています。

まだまだこれからですが、今ここに入社して本当に良かったと感じています。

最後に一言ずつ、海外就職を検討中の読者の方にメッセージをお願いします

船越様
採用基準は企業毎に皆様、それぞれがお持ちだと思いますし、そこに関しては何も言えません。ただ、経験を通して感じるのは、インドに来る現地採用の方のレベルがどんどん上がっているなということです。

昔よりは、インドを希望する方も増えているようですし、現地採用をする際のハードルはかなり下がっていると思います。

また、採用基準も少し目線を変えることでまた違った人と巡り合うチャンスがぐっと増えると感じます。これからもこうして活躍して下さる方が増えればと願っています。

風間様
海外就職を悩んでいる方は、メリットを理解しているものの、リスクを考えてしまう方が多いと思います。私自身リスクという部分で悩んでいましたが、そこも含めて納得した上で、今インドに来ています。

リスクが0になることはないですが、しっかりと考えた上で納得できるような道を見つけて来てもらうのが、1番だと思います。


船越敬一様
Pigeon India代表。マーケティングや海外事業を経験し、2014年よりインド着任。2017年からはManaging Directorとして同社を率いる。

風間祥子様
大学卒業後、地方公務員として7年間市役所勤務。その後インドを目指し、キャリアチェンジに成功。

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