インド発祥! 国際ヨガデー とは?

2023年6月21日は 国際ヨガデー の日!!

皆さんヨガと言われてまず何を思い浮かべますか?

インド発祥健康に良い多種多様なポーズがある、など様々でしょう。

ヨガと言えば日本でも2000年代から美と健康にいいとブームが巻き起こり、今では多くのヨガに関する関連書籍、ヨガ教室、ヨガイベントなどが開催され、男女問わず子供から大人まで参加でき、なおかつ気軽に生活の中に取り入れることが出来るとあって日本でも瞬く間に浸透していきました。

インド発祥のヨガではありますが日本人にとってもかなり身近な存在となりましたよね。

今回は世界最大級のヨガイベント・国際ヨガデーについてご紹介できればと思います!

※本記事は2018年6月21日に投稿したものを2023年5月に一部更新したものです。

 

国際ヨガデーとは

日本でのヨガブームもあり、皆さんも国際ヨガデー・国際ヨガの日なんて言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

歴史のあるヨガのことだから、インドの「~ヨガ協会」が決めたと思われている人も多いかも知れませんが実は違います。

2014年9月に、インドのナレンドラモディ首相(Prime Minister Narendra Modi)が、国連総会にて演説を行ったことが始まりです。

その演説の中でモディ首相は 「ヨガは古代インドの伝統からのかけがえのない贈り物だ。心身の統合を具現化する。運動というだけでなく、あなた方自身と世界、自然の調和の感覚を発見させるものだ。」と訴え、この訴えによりヨガとは単なるポーズではなく「ストレスをとりのぞき、心身の調和と統合的な健康を育む有効なメソッド」として国際的に認証されました。

そして、モディ首相は、”International Day of Yoga” (「国際ヨガデー」「国際ヨガの日」)を制定することを参加国に働きかけ、結果として、2014年12月11日、国際連合は6月21日を「国際ヨガの日」とすることを177カ国の賛成をもって正式に採択

この日をヨガの恩恵について認識を高める機会とするとともに、世界中の人々一人ひとりが自分自身の体と心の健康について見直す日としました。


<引用元:YOGA: A NEW DIMENSION ヨガ 〜新しい次元へ〜>

こうして翌年2015年6月21日には記念すべき第1回目の国際ヨガデーを迎えました。

インド発祥で長い歴史のあるヨガですが、ヨガデーとして国際的に認められてからの歴史は意外と浅いようです。

 

どうして6月21日なのか?

6月21日は北半球においては夏至にあたり1年の中で最も日の長さが長い日になります。


ヨガにおいて、太陽のエネルギーはすべての命を育むという考え方があります。

実際に太陽の光があるから、地球の気温が一定に保たれ全ての生命は生きていけます。

 

そのすべての命を育む太陽のエネルギーが最も高くなるとされるこの時期は

心身のバランスを整えるヨガを行うのに適していると言われており、そのため6月21日が国際ヨガデーに定められました。

6月21日に開催されることに大切な意味が隠されていたのですね。

 

インド 国際ヨガデーの概要はお分かりいただけたかと思います。

では実際に過去にどのようなイベントが行われたのか、

世界と日本でヨガデーに行われたイベントについて見てみましょう!

国際ヨガデーの世界のイベント風景

第1回目となる2015年6月21日「インド 国際ヨガデー」には、インドの首都デリーに3 万5000人以上が集い行われた大規模イベントを筆頭に、アメリカやヨーロッパ、中南米、アジアなど世界192カ国(世界の97%)3000会場以上で記念イベントが開催され、地域・宗教を超え500万人以上もの人々がヨガを楽しみました。

このイベントの主催国であるインドでのヨガの様子は、世界各国へと生配信されたこともあり、この大規模イベントに一体感が生まれました。

 

初年度のインド国際ヨガデーの様子

1st International Day of Yoga across India | 21 June 2015

国際ヨガデー

国際ヨガデーの様子@2019年インド・ムンバイ
引用元:Mumbai; Maharashtra; India- June, 21, 2019: International Yoga day The phenomenon has spread across the world Narendra Modi took a step backwards to lead the new generation into the future of fitness.

 

国際ヨガデー@スペイン・マドリードの様子
引用元:MADRID, SPAIN – JUNE 21, 2015. Hundreds of people practicing yoga in the street during the International Yoga Day

 

国際ヨガデー ロシア

2017年国際ヨガデー@ロシアヴォロネシでの様子
引用元:VORONEZH, RUSSIA – JUNE 18, 2017: A lot of people are engaged in yoga in the Dynamo park on the International Yoga Day in Voronezh, Russia

 

時差の関係で日本が世界でいちばん早いイベント開催となります。なんだか嬉しいですね。

皆さんも当日は、オンラインや対面のヨガイベントに是非参加してみて下さい!

 

ヨガを取り入れて、インド生活を豊かに

ヨガとはサンスクリット語で「繋ぐ・結ぶ」を意味します。

インド 国際ヨガデーは地域・国籍・宗教などといったあらゆる隔たりを超えて、

世界各国の人々が同じ目的の元に集まりヨガによって繋がるイベントであり、まさに「ヨガ」そのものを表しているように感じます。

 

また、ヨガはただ体をほぐすだけではなく、呼吸に合わせたポーズをとることで心のリラックスをもたらし、

集中力を高めることが出来るのもヨガならではの良さではないでしょうか。最近では、集中力を高めるためにトレーニングの一環としてヨガを取り入れているアスリートも増えてきています。

 

集中力が求められるのはアスリートに限った話ではありません。

最高のパフォーマンスを出すために集中力が求められるのはビジネスパーソンも同じではないでしょうか。

ヨガが与える効果が認められ、現にすでにGoogleは2006年から社員向けプログラムでヨガの思想を取り組んだ「Search inside yorself」を立ち上げ、シリコンバレーにあるINTELなども10万人の社員に9週間の瞑想のトレーニング研修を行うことを決めました。

 

ヨガは心と体のバランスを整える最高のメソッドです。インドで生活する日本人の中には、慣れないインド生活でバランスを取るために本場でヨガを始める方が多くいらっしゃいます。

日本ではダイエットやマインドフルネス目的で取り上げられることの多いヨガ。ただ呼吸と体の動きにフォーカスするだけでも、その方法や動きは流派によってさまざまのようです。

こちらで日本人が多く住む、デリー・グルガオンエリアで人気のヨガ教室をご紹介します。

 

インド在住の日本人が運営するヨガ教室
 

インド人が運営するヨガセンター
 

皆さんもインド 国際ヨガデーをきっかけにヨガを体験してみて、心と身体の健康について見直してみてはいかがでしょうか。インド旅行に来られた際、本場でヨガを体験してみるのも面白そうですね。

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