TOEIC中級者向け (600点) 参考書と教材のいらない英語学習法!

今回は、以前の英語が話せない人向け、最強の英語スピーキング練習法! IELTS Speaking Score7.5、TOEIC Speaking Level 7ホルダーの実話の関連記事として、TOEIC中級者のための勉強法についてまとめてみました。

英語が話せない人向け、最強の英語スピーキング練習法! IELTS Speaking Score7.5、TOEIC Speaking Level 7ホルダーの実話



筆者自身がTOEICの参考書や教材をほとんど使わずに、TOEIC上級者(730点〜)入りの仲間入りを果たした方法や、学習のために実際に読んでいたサイト、お気に入りのYoutube動画等をこの記事を通してシェアしたいなと思います。もし参考になるものがあれば、ぜひ皆さんの学習スタイルにも取り入れてみてください。

 

TOEIC中級者の特徴

まず、『TOEIC中級者』が一般的に言われている特徴としては以下の点が挙げられます。

・ TOEIC600点、英検2級レベル

・ 基本的な文法知識は頭に入っている

・ 単語力は4000〜5000語

・ ゆっくり話せば英語でのコミュニケーションを取ることが可能

 

英語に関して苦手意識はないものの、得意というにはまだまだ遠い、そんなレベル感ではないかなと思います。ただ、TOEICの社会人の平均点数は587点(公開テスト平均スコアより)ですので、平均よりも少し上にいるというレベルです。

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くらべるスコア.bmpより引用

上のグラフでもご覧の通り、400点、500点台も含めたTOEIC中級者は全受験者の中でもおよそ半分を占めています。大半の人が、上級者の壁をなかなか超えられずに、苦戦しているのがこのグラフからも読み取れます。筆者の周りの友人、知人もそうですがこの中級者ステージでTOEICの学習を諦めてしまう人が結構多いんです。

 

TOEIC上級者への壁をなかなか越えられない筆者の苦労

実は筆者も、TOEIC中級者から上級者への壁をなかなか越えることができずに、長い間苦戦していました。参考書だけを使った勉強も少しの期間だけやっていましたが、TOEICの文章だけを読むのは全然面白くなくてなかなか続けられない。結局TOEICの点数が上がらずじまい。そんな日々が続いていました。

ですが、TOEICの教材や参考書を使った勉強を辞め、英語の基礎力を上げることにフォーカスをした学習法に変えた結果、TOEICの点数を500点代から700点台後半まで上げることができました。

TOEICの点数を大幅に上げることができたのは、本で勉強するのではなく動画やWEBにあがっているサイトをフルに使って、とにかく英語に触れている時間を増やしたからだと思います。

当時、筆者が実際に使っていた記事サイトやYoutube動画などを単語編、リスニング編、リーディング編に分けて紹介していきたいと思います。

 

おすすめ単語学習アプリ、Youtubeサイト、サイトまとめ

『単語学習編』

TOEICのスコアアップを目標としている以上、単語学習においてはTOEICに出題されない単語学習は省きましょう。それがTOEICの単語をマスターする一番の近道です。最近では、たくさんのTOEICの単語帳が書店に並んでいますが、私は一切使いませんでした。無理に買う必要はないと思います。

代わりに単語学習として使っていたのは、Youtubeにアップされている『TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ』の音声が収録されている動画です。それを見たり、聞き流したりしていました。この動画では、TOEICに必要な単語1000語が例文形式で、連続的に音声で流れるもので、毎日、100語(10分)くらい無理に覚えようとせず聞き流す感覚で繰り返し見たり聞いたりしていました。体に染み込むくらい繰り返しましょう。そして、とにかく単語学習に関しては毎日少しずつやってボキャブラリーを増やしましょう。



気をつける点としては、英語の音声を聞いた時に即座にその単語のイメージが浮かぶようなレベルまでもっていくことです。

 

例えばThinkConsiderこの2つの単語を聞いてどんなイメージをしますか?

 

私はThinkを聞いた時

Free stock photo of animal, zoo, ape, monkey
このようなイメージをします。

 

一方で、Considerを聞いた時

Man's Face Greyscale Picture
というふうにイメージします。

皆さんはこの両者の大きな違いがわかりますか?笑

実はConsider『慎重に深くじっくり考えている』というニュアンスがあります。英和辞書で調べた時には同じ日本語訳『考える』で書かれていて、一見両者の違いがわかりにくいですが、英語では全く違うニュアンスで使われるということを理解しましょう。

 

そしてこのトレーニングは、英語を英語で理解するのに役立ちます。

Considerを聞いた時に、『深く考える!熟考する!』という日本語が出てくるようにするのではなく、深くじっくり考え込んでいる様子をイメージできるようになれば、それは英語のまま理解できている証拠で、ReadingスピードやListeningの内容理解も一段と早くなります。

 

『リスニング編』

リスニング学習に関しては、とにかく好きなYoutuberの動画を繰り返し見ていました。

最初動画を見始めた時、特にネイティブスピーカーは何を言っているのかが早すぎてわからなかったですが、何回も何回も見ているうちに、少しずつネイティブの話す英語のスピードについて行くことが可能になりました。最初の頃は特に、再生速度を落として見たりするという工夫もしてました。

TOEICのリスニングでは、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語が混在して流れてきますので、日頃から色んなアクセントを持つネイティブスピーカーの英語を聞き慣れることはすごく重要です。

 

実際に筆者がどんな動画を見ていたのか、上から順に難易度の低いものから高いものまで並べてみました!

全て筆者おすすめの動画です。

Gabby Wallace


Linguamarina

Rachel & Jun



Currentry Hannah



筆者は、何度も何度も上の動画を繰り返し見ていました。

もし、上の動画をストレスなく聞き取れるようになれば、TOEICのリスニングはかなりはっきりと聞こえますよ。

 

リスニングの強化の秘訣は、間違いなく量より質だと思ってますのでとにかく英語を聞き続けましょう。

 

『リーディング編』

リーディングの強化を図るにはやはりリスニング同様、量が大事です。

ただ、TOEICの点数に結びつけるには、ビジネス関連の記事を読む方が効果的だと思います。なぜなら、ビジネス関連記事にはTOEICで出てくるような単語が出てくるので、読解力はもちろんのことTOEICの単語学習にもつながるんです。

 

筆者が実際に読んでいた記事サイトThe Balance Careers

この『The Balance Careers』というサイトなんですけども、ビジネス全般に関する記事が掲載されています。、例えば『MBA取得は本当に価値があるのか?』とか、『将来ロボットに取って変わる仕事一覧』などの個人的に興味深い内容のものが多いです。

筆者は通勤時間などの隙間時間を使って、『The Balance Careers』のサイトをよく見てました。

文章の難易度も、感覚的にはTOEICと変わらないので、TOEICの長文読解の練習にきっと役立つと思います。

 

TOEIC中級者は一度TOEIC教材から離れてみても良い

あくまで筆者の考えですが、TOEIC中級者に必要なのは、純粋に英語に触れる量だと思っていて、シャワーを浴びように英語を聞き流し、英文を毎日少しずつ読む習慣づけ、単語学習だけに関してはTOEIC単語にフォーカスさえすれば、TOEICの問題集を使わずして、少なくとも700点後半に持っていくことは可能だと思います。

そしてもし、そのレベルまで点数を持っていけたら、あとはTOEICの参考書や問題集を使って、解放のテクニックや対策の勉強をするのもありだと思います。

特にTOEICは問題を解くためのテクニックが比較的多いテストだなと思っていて、英語基礎力だけで解けない問題を、解法のテクニックでカバーしてあげるのも、一つの戦い方です。

英語基礎力ありきのTOEICの解法のテクニックを身につければ、ごく一部のかなり難易度の高い問題を除き、ほとんどの問題に対応できるようになると思います。

 

TOEICのスコアは、ビシネスで通用する英語かどうかを測る指標になる!

筆者は、上記で紹介させて頂いた学習法しかやりませんでしたがTOEIC700点後半の点数を取得することができました。そしてその直後に、インドでの就労を経験しました。

オフィスには日本人とインド人がいて、社内メールは英語の時もあれば日本語の時もある比率で言うと。半々くらいでしたが、そこで使われる英語の文章は問題なく読みこなせていました。ただ、専門用語などが入った資料などは、所々意味が理解できないといったそんな感覚でした。

ただ、TOEIC700点後半のスコア取得者であれば、海外勤務でのコミュニケーションの中で多少のストレスは感じるものの、なんとかやっていけるっていうのは、自身の経験からも言えます。

またTOEICを運営する一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会によれば、海外出張、海外不妊で困らないためにはTOEIC730点以上が必要と言及しています。

筆者はTOEICスコアの700点台というのは割とビジネスの現場で通用する英語かどうかの一つの目安、基準としてかなり有効なのではないかと思ってます。

 

まとめ

現在日本で、TOEICの勉強をしている社会人の方、学生の方、自分のTOEICスコアが不十分で海外就職に踏み出せない方も多いのではないですか??

ですがTOEICは筋トレと同じように、やればやるだけどんどん点数が上がっていきます。そしてその方法は、参考書だけを使った方法だけではありません。今はインターネットの時代なので、フルにネットを使った効率の良い勉強をして、TOEICのスコアを海外勤務できるレベルのスコア(730点以上)まで持っていきましょう。

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