【海外就職】インドでの現地採用3年目にして現地法人代表へ大抜擢!現採からの華麗なるキャリアアップ


インドにて、日本人向けサービスアパートメントの運営・管理を手がけるPyramid Relo Pvt. Ltd。2018年4月から現地法人代表に就任した吉居雄基さんは、もともと現地採用で、インド支社の営業職として就職されました。そこでの2年間の仕事ぶりが評価され、株式会社リロケーションインターナショナル(日本本社名)でも初となる、現地採用から駐在員への職掌転換を実現しました。

そんな吉居さんに、インド就職を決めた理由、転職するまでの経緯、インド就職で成功するためのTipsや心構えをインタビューしました。

インド就職を決めた理由


(左が、前任インド法人代表の清水さん。右が、現インド法人代表に就任した吉居さん)


Q. インドへの転職を決断した経緯を教えてください。


はじめは、国内企業も少し見ながら、海外転職にフォーカスして転職先の企業を探していました。

ただ、すぐにでも海外で働きたかったので、どちらかというと現地採用に絞っていました。というのも、日本本社で採用、駐在の可能性があるという企業でも、すぐに海外で仕事ができるわけではないと思っていたからです。

海外での転職活動の中で、勤務地を絞るためのフィルターは2つありました。1つ目が英語圏であるということ、2つ目は、経済の成長性という観点でした。2つの条件で絞ったところ、まず、シンガポールとインドという候補地が上がってきましたが、転職エージェントのコンサルタントとのミーティングの中で、インド市場の限りないポテンシャルにワクワク感を感じている自分に気づきました。インド市場で成功をおさめているスズキを始めとする製造業や、サービス業の進出状況など、より具体的に市場を知ることで、インド市場の魅力に引き込まれ、いつの間にか候補地はインドのみに絞られていました。

Q. インドへの転職活動で感じていた不安はありますか?

もちろんありました。一つは、キャリアパスです。前職での8年の経験を考えると、インドでの一営業職としての現地採用は、キャリアアップとは考えられません。インドでの就業経験が、その後のキャリアパスにどう繋がるのかはその当時は、あまりイメージできていませんでした。もう一点は、給与面です。給与が半分に下がってしまうことは、海外で一人で生活をする上で単純に不安でした。

 

前職からインド現地採用、インド支社の駐在員の辞令を受けるまでの道のり

終始リラックスした雰囲気のインタビュー。清水さんと吉居さんの信頼関係の深さを感じる空気感)

Q. 転職をしようと思ったきっかけはなんですか?

実は、私自身が子供の頃に、両親の駐在に帯同し、シンガポールに住んでいた経験があります。両親の背中を見て、私も将来は海外で仕事をするのだろうな、という漠然としたイメージを抱いていました。両親だけでなく、友人の両親なども含めて、海外で働く日本人を身近でみていたため、海外で仕事をする魅力をなんとなく肌で感じていました。

前職で栃木、群馬、九州の転勤を経て、東京本社へ戻るよう辞令があったタイミングで30歳。以前から、漠然と抱いていた「海外で働く」ということを具体的に考えはじめたことが、転職活動のきっかけとなりました。また、以前勤めていた企業では、海外進出の計画が遅れていたため、海外で働くフィールドがなかったのも理由の一つでした。

Q. 前職のキャリアが今に活きていると感じることはありますか?

私の前職はペット保険会社でした。新卒として入社後、保険金の計算部署に配属になりました。入社後に様々な部署を短期間ですが、それぞれ経験する制度がありました。その制度を利用して一通り、様々な業務を経験した後、自分で配属希望部署を申請することができたので、保険金の計算部署を選びました。

元々おおざっぱで細かいことが苦手でしたので、どこかのタイミングで克服しなければいけないという意識がありました。だから、あえて一番苦手なところを選んだのです。細やかな事務作業をしつつ、迅速性と正確性が求められる保険金の計算作業は、今のビジネスマンとしての強みとして活きています。

どんな仕事でも物事を正確に記録すること、数値を算出すること、動向を見ていくことは、仕事の効率や正確性だけでなく信頼力を上げるために必要です。マネジメント業務をする上でも、これは必須能力であると感じます。

Q. 現地採用の営業担当から、現地法人代表に昇格!駐在員採用としての辞令を受けたときの率直な感想をお聞かせください。

リロの面接の際に、将来的に新しい支店ができれば現地採用ですが、責任者として考えていると言われていました。そのため、これが私の直近の目指すゴールでした。本社採用となり駐在員になるという話は、入社当初は考えてもいなかったキャリアパスです。まもなく2年が満了するわけですが、この昇格辞令は、今後の大きなモチベーションになっています。

Q. この大抜擢を受けた理由は、ご自身ではなににあると思われますか?

日々の仕事ぶりから得た信頼と、会社内の人間との関係性ではないかと思います。具体的には、自分の仕事はもちろん、他の仕事、会社全体の仕事の流れを把握するようにしていました。自分で考え、積極的に仕組みづくりに参加していました。また何かを社内へ説明する必要がある時、報告する時には、必ず数字を用いて具体的で説得力ある説明をするように心がけていました。

また、日本人同士のコミュニケーションはもちろんのこと、インド人スタッフとのコミュニケーションを十分にとり、関係構築は積極的に行っていました。

拠点長の清水さんとは、常にお互いの仕事や、将来について意見を交わしていました。また、私自身の資質を買ってくれていたこともあり、後任にしたいという想いも要所要所で共有してくれていました。そして清水さんがいよいよタイに転勤になるというタイミングで、本社に私を駐在員への採用にするように提案し、本社もスムーズに了承してくれたようです。

 

これから、海外就職、インド就職を考えている方へ

グローバル人材へ成長したいなら今すぐ現場へ飛び込んで!

若い方であれば、海外で働くために1年、2年と準備のために過ごすのであれば、思い切って現地採用で、海外の現場で働くことを推奨します。海外での就業経験を経て、海外で戦える能力いち早く得ることが、グローバル人材となるための第一歩だと思います。特にインドのような新興国、多様性の溢れる国においては、言語のみならず、これからのグローバル人材に必要な感覚と感性を短期間で得ることができるのがグローバル人材への一番の近道ではないかなと思います。

キャリアプランを長期的に考えれば、海外就職に悩む理由はない

自分のキャリアプランを2、3年で考えずに、もう少し長い目で見ると、現地採用期間のキャリアが活きてくることが見えてきます。私も、インドに来る時はその先のキャリアパスが明確に見えていないことは不安でした。しかし、ここで培った経験は、日本の就業環境では、絶対に得ることのできない感覚です。挑戦してみることでその先が見えてくると思います。海外市場で働くことを目標としているのであれば、20代のうちに迷わず、飛び込むことです。

インドは日本に発信されている情報とのギャップが大きく、不安要素が多く感じる人もいますが、現在はある程度、都市化も進み、先進国同様の生活を送ることができています。なによりも、経済成長率7%という驚異的な数値で経済成長を遂げている国です。

この勢いのある環境下で仕事ができる楽しさや、育ってきた背景が異なる方と一緒に仕事をする難しさを十分に感じることができます。インドで得られる知識、経験は、ビジネスマンとしても大きく成長することのできるため、魅力的な市場だと思います。

まとめ

海外就職、特にインド就職を決める際に不安要素となるのが、その後のキャリアパスです。インドでの現地採用者はまだその全体数が限られており、採用者の多くがまだキャリアを積んでいる発展段階であるが故に、吉居さんのロールモデルが生み出されていないというのが事実です。

しかし、インドという国が、いまだ不確実性の固まりだからこそ、他国では実現しにくい、現地採用から駐在員採用、現地採用から現地支社長といったキャリアパスに対しても柔軟性が高いように感じています。

吉居さんは、当初は、約束されていなかった駐在員採用というポストをご自身の実力で作り上げることに成功されました。そういった予想していなかったWow!があるのもインドで得れるワクワク感ではないでしょうか。まずは、その一歩を踏み出してみませんか?

 

 

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