(解説付き)全く難しくない!インドE-Visa(就労ビザ)申請

渡航/手続き


インドで就職先が決まり、航空券を取ったら、まずはインド就労ビザの取得に取り掛かりましょう。インドビザというと、「手続きが面倒」「必須項目ではないのに埋めていないとやり直しといわれる」といったように悪名高い噂があちらこちらで漂っていると聞きます。

しかし実際はどうなのでしょうか。オンライン申請時に、しっかりとすべての項目を埋め、必要書類もちゃんと用意していれば決してそんなことはありません。インドビザに関しては、インドビザ取得を代行して行ってくれる業者もあるのですが、もちろん自分で申請するよりも追加でお金がかかります。申請を代理会社に任せているようでは、迫りくるインドでの数々の試練を乗り越えていくことは困難になるでしょう。

粘り強さと根性さえあれば自分でできる作業ですので、自力で申請することをおすすめします。インドに来ればビザ申請よりも厄介な手続きやトラブルがたくさん発生します。まずはインドに慣れる第1歩だと思って申請に取り掛かりましょう。

 

インド就労ビザ必要書類

まず最初に必要書類をリストアップします。最大でも、14種類の資料を用意しなければなりません。一見、多く感じるもしれませんが、自分で用意するのは5つだけです。なのでそんなに大変な作業ではないということを心に留めておいてください。

自分で用意するもの

  • パスポート( 最低2ページの空白ページが必要、申請期間まで有効なパスポート)
  • ビサ用写真を1枚 (サイズ: 51mm X 51mm)
  • オンラインビサ申請書 •ビサのページのコピー(以前インドに訪問したことがある方のみ)
  • 古いパスポート(申請者の所有する古いパスポートの中に有効なビサが入っている場合)
  • 英文履歴書(申請者は自分の学歴 と職業経歴を詳しく説明する書類を提出しなければなりません)
  • 自己推薦状、もしくは、日本の会社からの推薦状。

インドの会社、もしくは前職の会社で用意してもらうもの

  • インドの会社と締結した雇用契約の書類、もしくは証明書/Offer Letter
  • インドで雇用される会社からの契約書(アポイントメントレター)の原本/Appointment Letter
  • インドの会社からの誓約書(アンダーテイキング・レター)/Undertaking Letter
  • 雇用される会社の登記証明書/Coi
  • インドで雇用される会社からの技能証明書(申請者の持っている技能はインドで入手しにくいということを証明する書類)/Certification of Non Availability Skil
  • インドでの賃貸契約書、就労者が住む場所の居住許可証明書、会社から申請者の住居を保証する証明書のコピー/Explanation letter of lease •インドで雇用される会社のプロフィール(場合によって必要)/Company Profile

 

インド就労ビザオンライン申請

ここからはビザのオンライン申請についてです。オンライン申請は長く、かなり面倒くさい作業になりますので気を付けてください。しかし、面倒くさがりのあなたも大丈夫。インド就労ビザのオンライン申請の仕方を図を用いて解説していきたいと思います。

IVS Global Japan(http://indiavisajapan.com/Japanese/Default.aspx)にアクセスし、ビザ査証の種類から就労ビザを選択し、表示された画面の青文字で記載されているオンラインビザ申請書をクリックしてください。

次にOn-Line Submission Of Visa Application Formをクリック。 その後一番左に表示されている、Regular Visa Applicationをクリックすると以下の画面が表示される。

入力必須項目ではないところもすべて記入してください。わからない箇所はNAと記入する。 また、APPLICATION IDは記録しておいてください。再度記入したところから始めることができます。

1ビザを申請する国

2ビザ取得センターの場所の選択(選択し二つ、東京か神戸)

3国籍

4誕生日

5メールアドレス

6インドに到着する日

7ビザの種類(ここではEMPLOYMENT VISAを選択) を選択し、最後にアクセスコードを入力してContinueをクリック。


1苗字

2名前

3名前の変更をしている場合には、ボックスをクリックし、以前の名前を記入する。

4性別

5誕生日は最初の画面で入力したものが記載されている。

6住所(日本とは違い、逆から入力する。)

7宗教(自分の宗教を選択する。筆者の場合はBUDDHISM。)

8自分と認識できるマーク(特に特徴的なマークがない場合はNAと記入する。)

9最終学歴を選択する。 BELOW MATRICULATION 小学校卒業 中学校在学中 GRADUATE 大学卒業 HIGHER SECONDARY 高等学校、専門学校、短期大学卒業 ILLITERATE 読み書きが困難 MATRICULATION 中学校卒業 NA BEING MINOR 小学校以下 未就学 OTHERS その他 POST GRADUATE 大学院卒業 PROFESSIONAL 博士号

10国籍

11帰化していない限り、国籍はBY BIRTHを選択する。

12パスポートの詳細を記入する。
1現住所

2家族の詳細


1申請者の結婚の有無

2職種

3勤務先社名

4役職

5勤務先の住所

6前職の職種を選択する


1専門資格があれば記入する。なければNAと入力。

2インドでの勤務先を記入する。

3勤務先住所

4役職

5月給(インドRsで記入)

6EPFO IDの記入(インドでの勤務先より与えられたIDを記入する。)

7ビザの有効期限(月で記入)

8入国回数(Multipleを選択する)

9訪問目的(EMPLOYMENTを選択する。)

10予定到着日

11入国する空港名

12出国する空港名(入国する空港と同じで問題ありません。)

13今までにインドを訪問したことがあるか。 ある場合は、滞在先住所、訪問した市、その際に有効であったビザナンバーを記入する。


1過去10年で訪問した国

2SAARCの国への訪問有無(パキスタン、スリランカ、バングラデッシュ、ネパール、ブータン、モルディブ、アフガニスタン)注 インドも加入している。

3インドでの滞在先住所 3日本での滞在先住所

 

すべての入力が完了し、確認画面が表示され、修正しなければならないところがなければ、プリントアウトします。プリントしたオンライン申請書の右下にパスポートと同じサインをして完了です。

 

申請所、申請場所、申請料金に関して

申請場所は東京か大阪の2つしかありません。現住所が、東日本の場合は東京、西日本の場合は大阪での申請になります。郵送に関しても、同様に適応されるので、西日本に住んでいるのに東京に郵送してしまうと、管轄が違うということで郵送は跳ね返されてしまうので注意してください。

直接申請書へ出向く場合

直接申請所へ出向く場合は上記で記載した、申請書提出時間内に出向いてください。整理番号を発行し、順番を待ち、申請書を提出して領収書を受け取れば完了です。領収書に記載されている日時にもう一度訪問してビザを受け取れば完了です。状況により異なりますがビザ発行までに3~4営業日かかります。

郵送で送る場合

上記で記載した必要書類をすべて用意したうえで、申請者の名前、住所、電話番号、日本郵便のゆうパックの郵送料が入った返信用封筒(125mm×235mm)を同封し、書留郵便で送ります。郵送の場合、15営業日かかります。(土日、法的休日を除く)ただ、海外に1年以上在住している日本人、もしくは他外国の住民権、または二重国籍を持つ日本人は21営業日かかります。

東京では2015年9月からビザの受け取りは郵送で受け取ることになりました(郵送料約1000円)

申請場所(東日本にお住いの方)

東京 〒105-0014 東京都港区芝3-40-4 三田シティプラザ 1階 電話:03-6453-8371 FAX:03-6453-8372 Email: info@indiavisajapan.com

申請書提出時間(東京)

月曜日~金曜日 9:00~13:30 土曜日 9:00~12:00 パスポート回収時間 月曜日~金曜日 10:00~12:00 15:00~17:30

申請場所(西日本にお住まいの方)

大阪〒541-0047 大阪府大阪市中央区淡路町1−2−10 RRビル 6階 電話: 06-6210-5991 FAX:06-6210-5992 Email: info@indiavisajapan.com

申請書提出時間(大阪)

月曜日~金曜日 9:00~11:00(土曜日、日曜日及びインドの休日休館) パスポート回収時間 月曜日~金曜日 16:00~17:30 申請料金(就労ビザ)

 

まとめ

以上がビザ申請から取得までの流れになります。インドビザの申請は申請所まで出向くか、それが可能ではない場合は郵送しなければなりません。しかも、せっかく作成して出向いた、もしくは郵送した場合でも、書類に少しでも不備があった場合は即返却されます。そして再記入、再提出。再記入のためにさらにお金がかかってしまう事もあります。

郵送の場合は、それに加えて郵送費が再度かかります。もう一度面倒くさい作業をしないためにも、ビザオンライン申請時の確認画面、ビザ申請時に必要な書類に不備がないかしっかりと確認し、申請所で跳ね返されないようにしてください。跳ね返されなかった時には、心の中のあなたは相当でかいガッツポーズをしていることでしょう。私もそうでした。最後にビザ申請の流れをまとめておきます。

1ビザ申請に必要な書類をすべて用意する。

2オンラインでビザ申請、プリントアウトする。

3必要書類、オンラインビザ申請書を持って申請書へ(もしくは郵送)

4指定された日時に申請書に向かい、ビザの受領。(もしくは郵送で頂く)

これであなたもビザをゲットできているはずです。それではよいインドライフを!

ビザ申請の仕方は随時変更されるので、大使館の情報をしっかりチェックしてください。

参照サイト IVS Global Japan

http://indiavisajapan.com/Japanese/

http://playonearth.net/user/visa/Online_Indian_Visa.pdf


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