インドで生活をしていると大きなギャップをいたるところで、日々感じます。思ったよりも、生活しやすい、これはインドだと生活しづらいな、などなどインドに実際に住んでみて感じる点はいくつもあります。
その中でも、これは事前に知っていたら心構えが出来ると感じる点を紹介したいと思います。勿論、住む場所により異なるので、どこでも当てはまりませんが、知っておいたほうが良いと思われる情報をなるべくお伝えします。
ここって本当にインドと疑いたくなる場所がたくさん!
「インドなんかにブランドショップはった綺麗でお洒落な巨大ショッピングモールはない!」
と思っている方が多いのではないでしょうか?しかし、もうインドは現地人がたくさん集まるローカルマーケットだけがあるような国ではありません!
こちらは、グルガオンとデリーにあるAmbience Mall (アンビエンス・モール) です。広大な敷地にたくさんショップが入っており、映画館から始まり、ボーリング場からゲームセンター、さらにアイススケートまで楽しめます。
家族連れでも大丈夫です。子供用の乗り物が中に走っており、家族で来ても一日満足できるでしょう。インド人でもモールに来ているのは富裕層が多く、外国人も多く見かけけますので、治安面でも安心です。
アンビエンスモールは全部で4階まであるのですが、4階ではまだ店を作り続けています。外国ブランドも数多く入っており、日本人の私たちでも十分に満喫できるショッピングモールです。
次は、デリーグルガオンに展開しているチェーンスーパー・マルシェの写真です。 非常に品揃えも豊富で、店内も清潔感があります。初めて行く人も、「ここインド?」と驚くほどです。勿論、現地ローカルマーケットに比べれば値段は高いですが、商品の質は良く、基本的に必要なものは揃うので便利です。
こちらはグルガオンにある日本食材を扱うYamato-yaです。
ここでは、日本から輸入した日本食材・生活用品が揃っています。値段は輸入品ですので、高くなっています。先のスーパーと合わせて利用すれば、ほとんどのものが揃います。
外食をする際にも、インドでは全然困りません。なぜならレストランもたくさんあるからです。レストランに関してはこちらの【絶対行くべき】インドにあるおすすめのレストラン14店!をご覧ください。
インドでの住環境にもご注意を!
インドは数年前と比べると、圧倒的に発展しました。ですが、まだ発展途上ですので、生活環境は日本と同じようにすることが出来ない可能性もあります。
まずは、停電に関してです。ご存知の方も多いかと思いますが、インドでは停電は頻繁に発生します。弊社のオフィスでも、停電はよく起きますが、社員全員ピクリともせずに、仕事を続けます。慣れてしまえば、またか。と思えます。しかし、停電になると、冷房と暖房も同時に使えなくなるので、それらも心しておきましょう。
また、インドは夏が非常に暑く、期間も長いため、住居はその暑さをしのぐために作られています。すなわち、これは冬の寒さ(デリー付近は5℃を下回ります)にはインドの住居は強くないということを意味します。したがって、冬は非常に厳しい環境ですので、しっかりとした防寒対策が必要になります。また、一概には言えないですが、暖房は使えないエアコンも存在しますので、事前の確認も必要でしょう。
※南部(チェンナイやムンバイ等)は熱帯気候ですので、一年を通して気温が高くなっていますので、冬服は必要ありません。
インド人、ちょっとそれはないんじゃない?
ここでは、それちょっとどうなの?って思ってしまったギャップを紹介します。行く場所によってことなりますが、インド人のお金の扱い方はあまりよくないです。1、2、5ルピーは硬貨、その他の10、20、50、100、500、2000は紙幣です。以下の写真をご覧ください。
見ての通り、これは計算式です。彼らは紙幣を落書き、メモ帳のように使用するのです。ですが、彼らはこの行為を何の違和感もなく行い、普通のお金として使うのです。日本だったら、まず受け取ってもらえないですが、インドでは通用します。
加えて、しっかりした店ではまずないでしょうが、500ルピーや2,000ルピーなどの大きなお金しか持っていない時は、おつりが十分に返ってこない状況が起こり得ます。最低でも100ルピー程度の細かいお金は所持しておくと便利です。こうした事態は、タクシーなどでも発生しうるので、注意したほうが良いでしょう。
やはり、インド人の時間に対する意識はルーズ?
日本人は本当に時間にきっちりした国民と言われます。ご存知の方も多いと思いますが、インド人は非常に時間にルーズな傾向があります。
例えば、インド人に、「Two minutes. 」と言われたら 、その時は5分は待つ、との心構えでいましょう。別にインド人は5分かかると知っていて、2分と告げるのではなく、出来る限り早くしたいという思いがあるため、2分と告げると思われます。忙しくて急いでいる時に、何分待って、と言われても、鵜呑みにしないほうが賢明だと思われます。
まとめ
いかかでしたでしょうか?インドで生活してみて、実際に肌で感じる先進国と途上国とのギャップについて紹介いたしました。今のインドの状況は、日本の時代で例えると、高度経済成長期に当たります。具体的なイメージとしては、映画「Always 三丁目の夕日」を思い浮かべていただければ、いいと思います。したがって、まだ発展途上なのは当たり前です。ですが、これから世界の中心を担っていくであろうインドの成長を肌で体験できるのは、貴重な経験になるではないでしょうか?
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