こんにちは!インターン生の安川です。
私は2019年11月から4か月間JAC Recruitment Indiaでインターンを行います。
実はこのインターン開始前は南インドのバンガロールで3か月間のIT留学をしていました。
今回はそんな私が3か月間生活して分かった“バンガロールライフの楽しみ方”をお伝えします!
インド バンガロール基本情報
バンガロールは南インド、カルナタカ州の州都です。
近年では多くの世界的IT企業が拠点を構え“インドのシリコンバレー”とも呼ばれています。
また、インド政府の後押しもあり、バンガロールでは毎年多くのスタートアップが誕生しています。
(日本航空HP 2019年1月23日プレスリリース より引用)
日本航空(JAL)は2020年3月29日より、成田バンガロール(ベンガルール)線を運航開始すると発表しました。
今までは乗り継ぎがスムーズでもバンガロール到着までに12時間以上要していましたが、直行便のおかげで約9時間にまで短縮されます!
ちなみにインドの首都デリーからは空路で約3時間、スリランカへは僅か1時間で行くことができます。
インドの中でも日本人が住みやすい街といわれるバンガロール。
バンガロールの魅力3点をお伝えしていきます!
バンガロールの魅力その1:過ごしやすい環境
- 空気がきれい
インドのお正月であるディワリが終わるころから深刻化するインドの大気汚染。
今年(2019年)は特にひどかったようです。
しかし、バンガロールでは大気汚染の影響が全くなく同じインドとは思えないほど空気がきれいです!!
いつも綺麗な青空が広がっています。洗濯物も問題なく外に干せます。
ちょうどディワリ後にバンガロールからグルガオンへ引っ越した私は、空港についてからあまりの空気の白さ具合に衝撃を受けました…
今では外出するたびにマスク必須の毎日で少しバンガロールシック気味です…。
- 気候
バンガロールは標高920mの高原にあるため、気候は一年中穏やかです。
平均気温は 16°Cから 34°Cに変化しますが、13°C 未満または 37°C を超えることは滅多にありません。
(気象庁ホームページより引用)
年中気温が安定していて涼しい気候なので“インドの軽井沢”ともいわれています。
- 自然豊か
バンガロールには大きな公園がたくさんあり街中でも自然を楽しむことができます。
インド人の中には早朝散歩する人も多く、朝6:00頃でも公園に行くとたくさんの人が散歩やエクササイズをしています。
外で運動して汗を流すには絶好の環境です。
- 治安
南インドの人々は穏やかだと言われているためバンガロールもインドの中では比較的治安の良い場所として知られています。
観光地というよりも企業が多く集まる地域なので物を売りつけようとしたり、ぼったくろうとする人も少なく
日本人でもあまり興味ないといった感じなので余計な視線を感じず外を歩けます。
バンガロールの魅力その2:豊かな食生活
- ローカルフード
やはりインドの食事といえばインドカレーですよね。
南インドのカレーは“サウスインディアンミールス”といってさらさらした野菜スープのようなカレーです。
バナナの葉っぱの上にご飯とチャパティ、野菜の付け合わせがのって出てきます。
このボリュームで50ルピー(約76円)だから驚きですよね!
他にも南インドでは気軽に食べられる「ティファン(軽食)」が充実しています。
クレープのような“ドーサ”や見た目は揚げドーナツのような“VADA”など沢山の安くておいしいローカルフードがあります。
チャイやコーヒーもたったの10ルピー(約15円)ととても安いので毎朝屋台で美味しいチャイを飲んで会社や学校に行く人も多いんです。
バンガロールで生活するなら朝食は充実すること間違いなし!
- 洋食
牛肉のステーキなんてインドでは食べられないと思っていましたが、なんとここバンガロールでは700ルピー(約1000円)ほどでとっても美味しいシャトーブリアンが食べられます!
中でもPortland Steakhouseは美味しいシャトーブリアンが食べられるとしてバンガロール在住の日本人の間では定番のお店です!
ちなみに私のおすすめはThe Onlyplaceというお店のハンバーガーです!
- 和食
日本食の充実度はグルガオンには劣るものの、バンガロールでもおいしい日本食がたべられます!
チャンセリーホテル内にある日本食レストラン“祭”ではお刺身やチキン南蛮、肉うどんなど
様々な日本食を楽しむことができます。
また、ホワイトフィールドという場所にはお寿司が食べられるお店もあります。

You&Meの巻き寿司
和スイーツが恋しくなったらあずきで本格的な和菓子も楽しめますよ。
- チベット料理
チベット料理とはチベット高原を中心に、ネパール、インド北部、ブータンなどチベット系住民が多く住む周辺国・地域で食べられている料理です。
1959年にダライ・ラマ法王がインドへ亡命して以来、約8万から10万人とも言われるチベット人がその後インドに移り住んでいます。
バンガロールがあるカルナタカ州の数カ所にも大規模なチベット人難民入植地がありバンガロールにはチベット料理屋さんを営んでいるチベット人も多くいます。
チベット料理は基本的にあっさりとした味付けでどこか日本人に馴染みのある料理ばかりなので日本人に人気の料理です。

TENZIN KITCHENのチベット料理
- カフェ
バンガロール発のコーヒーチェーン店CafeCoffeeDay。
実はあのスターバックスコーヒーをしのぐ店舗数でインドでは至る所で見かけるカフェなんです。
Wifiもつながるのでここでビジネスミーティングをしたり、作業をする人も多くいます。
他にもインドでは珍しく美味しいコーヒーが飲めるカフェとして人気のThirdwaveCoffeeではおしゃべりを楽しむ人々だけでなくリモートワーカーの姿も多くみられます。

ThirdwaveCoffee店内のようす
休日はカフェでゆっくり過ごすのもバンガロール生活の楽しみ方のひとつです。
- お酒
インドでは宗教柄お酒を飲めないというイメージがあるかと思いますが、バンガロールにはお酒を扱うレストランやバーが多いのでインドの中でも酒を楽しめる場所です。
州によってはお酒の販売が制限されていたり禁止されていることもあるので気軽においしいお酒が飲めるバンガロールはインドで働くビジネスマンにとって嬉しい環境ですね。
バンガロールの魅力その3:インドのシリコンバレー
- 大手IT企業拠点
バンガロール近郊にはIT企業などの入る
インド・ソフトウェア・テクノロジー・パーク(Software Technology Parks of India, Bangalore)
国際テクノロジー・パーク(International Technology Park Ltd.)
エレクトロニクス・シティ(Electronics City)
という3つの工業団地があります。
これらの工業団地には整備された道路、優れた情報インフラ、外国人向けの立派な住宅やモールもあり充実しています。
もともとインドIT業界はアメリカ企業のシステム開発の下流工程を低価格で手がける「オフショア拠点」として発達していましたが近年は急速に力をつけ、下流工程だけでなく上流工程まで手がけるようになりました。
今やトヨタ、ソニー、ホンダなどの日本企業に加え、グーグルやマイクロソフト、インテル、サムスン、フェイスブックなど、350社を超える外国企業が拠点を置いており世界を相手に1540億ドル(約17兆円)のビジネスを展開するまでに成長しています。
- スタートアップが盛ん
インドではスタートアップブームが起きていて2016年以降、毎年1000社以上のスタートアップ企業が誕生しています。
その数は世界2位のスタートアップ大国であるイギリスに次いでなんと第3位です。
そんなスタートアップを支えているのがIT都市であるバンガロールだと言われています。
多くのグローバル企業がバンガロールに拠点を置いているので、そこで働く人がグローバル製品開発能力を身につけ、自分で企業をするというケースが多いようです。
- 優秀な人材
国内の520万人(世界最大数)のソフトウェアプログラマーのうち100万人以上がバンガロールにいるといわれており、インド工科大学(IIT)やインド理科大学院(IISC)などの一流大学からは沢山の優秀なエンジニアがスタートアップ企業に供給されています。
このままの増加ペースでいけば、2020年には200万人を突破し、技術者の規模だけで言えば、シリコンバレーを抜いて、世界最大のIT拠点となるともいわれているため、優秀な人材が集まるバンガロールでのビジネス展開はこれからのIT・ICTトレンドを感じられること間違いなしです!
まとめ
以上、私が3か月間で感じたバンガロールライフの魅力をお伝えしました!
どこかインドっぽくなく日本人でも過ごしやすい街、バンガロール。
特別有名な観光地などは無いですが時々恋しくなるほど素敵な街です。
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