みなさまこんにちは。インターンのMaiです。
インドと聞いたら思い浮かぶワードの一つに「ガンジス川」
インドに来たことのある人、滞在している人ならなおさら耳にしたことがないとは言わせません。
そして、ガンジス川といえば"バラナシ"最悪最高と言われる"バラナシ"
そんな聖地に実はノリと勢いで日帰り旅行に行ってきました。今回は日帰りになってしまいましたが、次回は1泊ないし2泊以上!なんて考えています。
それでは、私の弾丸バラナシ旅行記をご覧ください。
インド人も行きたがらないバラナシへ行ってみた。!?!!
インドに来てしばらくすると、インドの観光地について調べたりする方が多いと思います。そして、デリーやグルガオンにお住まいの方は近場のインド門、クトゥブミナール、フマユーンなどが週末に行くにはちょうどよい観光地だと思います。また、週末1泊くらいで行けるジャイプールとかアーグラとかも魅力的ですよね。そんな中でも、誰もが一度は興味を持つのが"バラナシ"ではないでしょうか?
ガンジス川の下流に位置しているため、水質は悪く、汚い!と言われており、インド人の友人ですら
「なんで行くの?」と聞いてくるくらい・・・
でも、インドにいるのにバラナシに行かないのは勿体ない!!そして行ってみて感じたこと、それはバラナシは 最大限にインドを感じれる場所 の一つだということです。
なので、インド滞在中に行けるなら行くことは全力でおすすめします!
バラナシ日帰り弾丸旅行〜タイムスケジュール〜
06:15 AM インディラ・ガンディー国際空港発09:40 AM ワラーナシー空港着
10:30 AM ガンジス川着
05:30 PM ガンジス川発
08:05 PM ワラーナシー空港発
09:40 PM インディラ・ガンディー国際空港着
バラナシの基本情報
そもそもバラナシって?と思っている方へ、バラナシの基本情報をまず知っていただければと思います。バックパッカーでインドに行く人は必ずと言っていいほど訪れている場所なので要チェック!!!!■名前の由来
正式名称はワラーナシー(Varanasi)。昔は、英語名のベネリース(Benares)の誤読で「ベネレス」と間違われていたこともあったとか。また、旅行者含め多くの人は「バラナシ」と呼ぶことが多いです。■バラナシの歴史
ガンジス川で有名なこの地は、ヒンドゥー教最大の聖地でありシヴァ神の聖都とされています。ガンジス川の愛称で呼ばれるGangesも実は英語名称。現地ではガンガー(Ganga)と呼ばれています。また、川そのものが神格化された女神母なるガンガー様(Gangamataji)として崇められているそうです。■アクセス方法
①飛行機(デリーからの場合)所要時間:およそ1時間30分
バラナシ行きの便、デリー行きの便ともに朝から夜まで毎日頻繁に飛行機が飛んでいます。
価格:往復2万ルピーくらい(予約の時期等によって変動)
私の場合、日帰りだったので少しでも長くバラナシにいようと思い、朝一番の便で行き、帰りも一番遅い時間に現地を出る便を選びました。
②鉄道(デリーからの場合)
所要時間:12〜17時間
価格:3 Tier ACで1,000ルピーほど
移動手段の予約方法は以前ご紹介したこちらの記事を参考にしてください。
▶︎インドの国内旅行に格安で行きたい!飛行機、鉄道、バスの手配方法
*予約は早めに!特に飛行機は直前だと少し高くなってしまうこともあります
バラナシに到着
バラナシの空港に到着してみたものの、ガンジス川に行く方法をよく知らなかった私。とりあえず空港のゲートを出てすぐにある、タクシー手配窓口にタクシーの手配を依頼。金額は700ルピー。(少し高いですが、空港のプリペイドタクシーはある程度安全で確実に着きます。)
運転手のおじちゃんが1時間ほどかけてガンジス川付近まで連れて行ってくれました。
ガンジス川の目の前までは車が入れないので、教会の前あたりで降ろされました。
帰りも使うなら呼んでと電話番号が書いてある名刺を渡され、バイバイ。
街並みはというと・・・・
とにかく インドらしかった です。
クラクションのオンパレードだし、人もなかなか多い。
私が行ったのは雨季だったので、時期的に人はあまり多くなかった方だと思われるのですが、それでも観光客は日本人をはじめ他の国の方もかなり多かったです。
そして、雨季のためガンジス川の水かさはかなり増しており、普段なら写真のように見えるはずの階段も水で覆われていました。また、水かさが増すとボートも運行しないと知り、ショックを受けていたその時・・・
謎に日本語が話せるインド人たちのおかげでまさかの手漕ぎボートに乗れることに!!!!
※日本語が話せる人の中には詐欺目当てで近寄ってくる人もいるので気をつけてください!私の場合、たまたまインド人の知り合いがいたので乗れたのです。
親切なインド人の人たちのおかげで念願のガンジス川でボートに乗り、火葬場まで連れて行ってもらえました。
火葬場では24時間絶え間なく煙が上がっているそうです。インド全土から遺体が運ばれてくるとも言われており、ヒンドゥー教徒にとっては、ここで焼かれてガンジス川に流されるのが最高の幸福とされているそうです。
ちなみに火葬場の中で最も有名なのはマニカルニカ・ガート。
火葬用の薪の炎は、3000年もの間、燃え続けているといいます。火葬場といっても、薪がくべられているだけのとてもシンプルなものです。そして、遺体が焼けるのには3時間ほどかかります。焦げ臭いにおいが漂う中でたくさんの人が見学しています。
私は、日帰りだったので、遺体が焼け終わるのを待つことができず退散しました。
※ちなみに、火葬場は基本的に写真撮影禁止です。場所によって写真を撮るならばと500ルピーを請求されるところもあるそう。
そして、いくつか火葬場はありますが、マニカルニカ・ガートは有名ということもあって、客引きが多いです。ゆっくり見たいのであれば、ハリシュチャンドラ・ガートに行くのがオススメです。
ガンジス川で沐浴
「ガンジス川に入りたい!」という観光客の方はたくさんいると思います。せっかく来たんだし、インド人と入らなきゃ!なんて思ったり、思わなかったり。私、茶色く濁った川の中で体を清めてまいりました。
(体調管理は自己管理なので決して真似しろとは言いません。)
なんとも生温かい川の中でインド人たちに混じって、バシャバシャ。
川に入る前に近くのマッサージ屋さんにオイルマッサージをしていただきました。
(そこのオーナーさんに沐浴後シャワーもお借りしました。)
「菌がつかないためにオイル塗ったくっておくね!」と親切に体の心配までしていただきました。沐浴後、そしてバラナシから帰還後も体に異常はありません!
沐浴するか否かはご自身の体と相談しながら決めてくださいね。
地元の人にとってのガンジス川
インド人、この茶色く濁ったガンジス川で沐浴だけでなく、洗濯、シャンプーも歯磨きもするのです。地元の子たちは高台からガンジス川に向かってダイブして遊びます。
(水かさが増している時のみできる遊びらしい。)
地元の方々は、ガンジス川とともに生活し続けています。
空港までの道のり
日帰りという旅行だったこともあり、ガンジス川の滞在時間も5時間ほど。
少し早めに出ようと思って行きのタクシードライバーさんに電話したら、まさかの
「いまは無理だよ」
さすが、インド!!!!そこまで融通が聞いたら神だと思えたけど、そこまでは厳しかった。(タイミングが悪かっただけですが・・・)タクシーを見つける方法もなく、オートリキシャで空港まで向かうことに。バラナシではタクシーよりもリキシャの方が普及しているので、オートリキシャを捕まえるのには困りません。
ただし、1時間くらいオートリキシャに乗るのが嫌な方、行き帰り両方タクシーが良い方は空港で往復のタクシーを予約しておきましょう!
結論:バラナシは一泊二日以上をおすすめします。
理由その1・・・プージャを見るべし!
バラナシに行ったのにも関わらず、プージャが見れなかったことが何より残念でした。プージャというのは礼拝のことで、始まると周りにはドラの音やお経が鳴り響き、お祭りのようなムードになります。
プージャは毎日夜6時頃からガンジス川で行われています。インド人の方達に混じって盛り上がれること間違いなし!夜6時からみようと思うとやっぱり泊まりじゃないと無理なのです。
理由その2・・・有名な ”久美子の家” に行くべし!
”久美子の家” というのは40年以上前からバラナシで日本人の久美子さんが経営するゲストハウスです。ガンジス川が目の前にある好立地な宿です。そしてかなり安くて有名!なんと一泊100ルピー(ドミトリー)。そして朝食も美味しいらしく、そちらも100ルピーらしい。。。これは本当に破格です。そんなブログのネタにはもってこいの場所に行けなかった・・・残念すぎます。
というわけで、バラナシに行く際は是非、1泊以上で行ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
Maiの弾丸バラナシ旅行レポートでした。