【Movie】幸福度を上げてくれる国インドで、インド人とともに成長する|鍵本知里さん

鍵本知里 インドで働く

今回インタビューしたのは、JAC Recruitment Indiaで人材コンサルタントを2年勤め20代後半を駆け抜けた鍵本知里さん。動画インタビューと合わせて、インタビュー全文を書き起こしでご覧いただけます。



 

幸せ度が上がる国、インド

当たり前とか小さなことに、感謝できるようになったなと思っていて、日本がすごく便利すぎるので、ないと不便に感じたり、ないと文句を言ったりとか、遅いと愚痴を言ったりとかっていうのが当たり前、電車が1,2分遅れるとアナウンスが誤ってるとか、が当たり前にそれで育ってしまっているので、それに対しての感謝っていうのがあまりなかったんですけど、

インドに来ると、ちょっと普段よりもいいことがあるとそれだけで幸せっていうふうに感じられて、ほんとにこう小さなこととか当たり前、空が青いだけで感謝できたりとか、少しデリバリーが早くくるだけで、ありがとうの気持ちが出たりとか、そういう人としての温かさが鍛えられるというか、

これはほんとに成長してきた育ってきた環境がどうしても形成してしまうものだと思うんですけど、インドに来てそれがリセットというか上書きされて、人としての温かみが増したかなっていう風に思います。

インド人とチームビルディング

一番最初に来たときは、一個一個のことに対して、一言っても一できない、っていうのが繰り返しあって、最初はイライラが溜まっていたんですけど、

一つ一つお話していったりとか、こうやったほうがいいよ、ああやったほうがいいよ、って自分がもう少し一歩二歩近づいてお話していくと、彼らも分かってくれるしキャッチアップしていくので、一緒に成長している感がすごくあって。

グローバル人材に成長する

全く同じ環境で育った日本人ではなくて、全く違う環境で育ったインド人の方と働くっていう感覚が慣れてきた、馴染んできた。

インド人だけでなくて、恐らく他の国の人とも同じようなアプローチの仕方で一緒に働けるだろうなっていう風に思ったりとか、それはもう言語だけじゃなくておそらく習慣とか対応、ふるまいみたいなところが身についたと思います。耐性ですね。

インド人の英語を躊躇なく話す姿に影響された

インド人の方の英語のスピード感ってすごいんですよ。スピードがとにかく、ヒンディー語で話してる方々もすごく早い、それがそのまま英語になっている感覚で、ほっとくと喋り続けてしまって、こちらがしゃべるタイミングがない、っていうので、それを聞く耳っていうのの上達もですし、それに割り込んでいく、躊躇なく割り込んでいく、そういう度量みたいなのが、すごく付いたなと思っていて、

同じ同僚と話をしていても、ほっとくともうずっと喋っているので、それに割り込んでいく、やっぱり話の中で自分が思ったことを伝えないと、彼らの意見だけで終わってしまうので、こちらはこう思ってる、こういう風にしたらどう?とかも被せてしゃべるようになっていて、最近は。

それはすごく、こう、英語で躊躇なく話に割り込む力っていうのはインドならではなのかな、と思います。彼らの、英語を躊躇なく話すっていう姿勢、をそのまま投影しているっていう感じですね。

異国の文化を肌で、深く感じられる国

日本もそれぞれイベントが祝日にあると思うんですけど、そんなにこう深くそれに入り込んで何かするっていうのが、あまり地域差はあるものの、関東圏に住んでいるとない。

ただ、インドの場合だとこういうお祝いだからこういうことをするんだよっていうのを日々肌で感じられる、で習慣としてもこういう、例えばチャイを飲むにしてもそういうのって日本にはなくて、

東南アジアほど近くない国で、南アジアっていう地域にあるインドっていうのは、本当に海外感、異国感っていうのを感じられる国、フルで感じられる国なのかな、と来てから知りました。

1年すぎたあたりから目に見える成長

なんかこうスムーズになってきたな、とか、思うようにコントロールというか進むようになってきたな、とか、トラブルが起きることは分かってるから、それに対して前もってどういう風に動こうかとか。そういうのは1年ちょっと過ぎてからですね。

お客様に付加価値を与えられる存在へ

仕事のことに関して言うと、全くJACっていうのが人材の紹介だけしか今までやっていなくて、サービスとしてもそれしか提供していなかった。

けれども、それだけだとやっていけないところもあるので、お客様とお話しながら、こういうことってできるかな、ああいうのってどうなの?っていう問いがあったときに、やってみますか、っていうマインドで、前向きに楽観的な姿勢で私が対応していると、お客様もできるかもしれない、っていう、おそらく最初は錯覚、この人だったらやってくれるかもしれない、っていう感覚で、じゃあやってみましょうか、って走り出せたことが何度かあって、それが形になったものもあったので、

やっぱりこうプラスのパワーっていうか、プラスのオーラみたいなのが、相手にも伝染して一緒にやろう、やってみよう、みたいなところが形になったのは、仕事の中でほんとにこのマインドセットじゃないと、いやこれしかできないんで、っていう人と、やってみましょうよってっていう人だったら、やってみましょうよっていう人と一緒にやりたいっていうので、マインドセットは形になったものかなと思います。

 

 

インド就職 海外転職