インド就職だからこそ行ける、週末海外旅行【エジプト編】

皆さんこんにちは。パレット編集部です。

格安航空会社の登場により、海外旅行が身近になった今、長期休みだけでなく、普段の土日休みを利用して海外に旅行に行く人も増えてきました。
ただ休みが2~3日しか取れないということは行ける範囲も限られてはきます…。日本からだと韓国、台湾、中国、行けてタイ、フィリピン、マレーシアといったところでしょうか。

ここインドでは、日本からは短期間では訪問できない海外の週末旅行の選択肢が多くあります。

例えばネパールは、インドの首都デリーから飛行機で1時間50分、サウジアラビアで5時間、トルコが約6〜7時間で行けます。他にも日本同様、中国、フィリピン、シンガポール、ミャンマーなども候補にあげられるでしょう。

先日、筆者は土日休みを利用してエジプトを訪れました!その時の旅の内容をご紹介させていただければと思います。
インドに就職するかもしれない方!インドに就職されている方で週末海外旅行を考えている方!
ご参考になれば嬉しいです。

インドから短期休暇でエジプトに海外旅行しよう

あまり時間がないので、その国の多くの地域を訪れることは難しいです。しかし、短いからこそ12つほど地域を選んでじっくり観光できますし、少し興味がある国などあればお試し感覚で行ってみるのもいいですね。今回、私はエジプトのカイロを中心に1泊2日の日程で観光に行きました。

エジプト基本情報

エジプト・アラブ共和国
首都:カイロ
言語:アラビア語、都市部では英語も通用
宗教:イスラム教,キリスト教(コプト派)
通貨:EGP(エジプトポンド)1EGP6.2円 20188月時点

インドからエジプトに向かう航空会社と市内までの交通手段


インドからエジプトにはサウジアラビアで乗り換えて向かいます。エア・インディアやサウディア航空がメジャーです。
筆者は、金曜日の夕方の6時にデリー空港発、サウジアラビア乗り換え、土曜日の朝の5時にカイロ国際空港着の便にしました。


カイロ空港到着後は、朝早かったということもあり、タクシーにしました。
道も空いていたので30分ほどで市内中心地に到着。
値段交渉に自信のない人はUberも使えますので事前にアプロをダウンロードしておくとよいです!

インド出国、エジプト旅行にVISAは必要?

入国についてですが、空港のイミグレーションカウンターの前でエントリーVISAに必要なシール(US15)を購入し貼り付け、機内で配られた簡易的な入国カードを書くのみ!
もし機内で入国カードが配られなくても入国審査のホールにおいてありますのでご安心を。

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日間有効でVISAの延長は主要都市のパスポートオフィスで申請可能。
パスポートの有効残存期限6か月+滞在期間分あればVISA申請可能です。


無事入国審査を済ませたら、荷物を受け取りに行って…まず初めに携帯を使えるようにしたいですよね。

携帯の入手方法


ちなみに、エジプトの主要キャリアは、Vodafone(ボーダフォン)Orange(オレンジ)Etisalat(エティサラット)の3社。
カイロ国際空港内には、VodafoneOrangeの2社の販売ブースがありましたが、その中でも私はオレンジで契約しました。


105EGP(エジプトポンド)で5GBのプランで購入しました。
1EGP6.2円 20188月時点
1000円もしないと考えると思ったより安く購入できたのに加え、手続きしてすぐに使えるようにして渡してくれるので安心でした。


カイロ空港はカイロ中心地から約15㎞の北東部にあり、中心地まではタクシーかバスで移動となります。車で30分ほどの距離ですが朝・夕方は渋滞することも多々あるそう。料金はバスであれば3060EGP、タクシーでも100EGPほどで行けます。


 

エジプト旅行を楽しむプラン

実際に筆者が堪能したエジプト旅行の一部をご紹介します。

【1日目】 ピラミッドとカイロ市内観光

hitesh0141 / Pixabay


軽く朝食を済ませて、まず初めにこの旅のメインでもあるピラミッドを見に行きました。カイロ中心地からピラミッドのあるギザまでは車で40分ほど。移動手段としてバスかタクシーがあります。
タクシーでも120EGPほどなのでタクシーで行きました。


なぜ一番最初に行ったのか…私が行ったのが7月ということもあり、朝の涼しい時間帯に行きたかったので、朝一でピラミッドに向かいました。

ギザの3大ピラミッド
開園時間 AM800PM1600
入場料  120EGP 20187月時点


一目見てそのスケールのデカさに圧倒されました。近くで見るとまた一つ一つの石が大きい。古代のピラミッド建設における技術の高さがうかがえます。
ギザの3大ピラミッド中でも一番大きいクフ王のピラミッドは平均2.5tの石を約230万個つかっているのだとか…。


言葉でこの感動は伝えきれないので、ぜひ一度ご自身の目で見てみてください!
ちなみに登頂は厳禁。上空はとても風が強く吹き飛ばされて転落死した人もいるらしい。


ピラミッド内を歩いて回ってもいいですが、敷地内はとても広いので要注意。
私はラクダに乗って1周しました。有名な観光地ならどこでもそうですが、悪質な商人が多いので要注意。しっかり値段を確認し、貴重品は肌身離さず持っておきましょう。


ラクダに揺られながら、2時間30分ほどで3つのピラミッド、スフィンクス、太陽の船博物館(敷地内にあります)を見て回りました。

 少し休憩をはさみつつまた市内戻り、お昼はカイロにある高さ187m、カイロ市内を一望できるカイロタワー内にあるレストランでゆっくり昼食をとりました。

その後は、カイロ市内の観光です。
エジプト考古学博物館
開園時間 9001800
入場料  120EGP


中にはたくさんのガイド(有料)がいるので話を聞いてみてもいいですね。
もちろん会話は英語になります。  


ちょっと豆知識!暮らしが分かる副葬品
来世を現世の延長ととらえていた古代エジプト人にとって埋葬に伴う副葬品は、常に来世のおける日々の生活に役立つためのものだったとされています。金銀財宝だけでなく、家具や食べ物、化粧道具などの日用品も一緒にお墓に埋葬したと言われており、実際に多くの副葬品の展示がされています。他にも多くの石像、石板に加え、ツタンカーメンの黄金のマスクも展示されています。

2
時間ほどで一通りは見ることが出来ると思います。ぜひ一度訪れてみてください。
その後街を少し散策して早めにはなりますがホテルに戻りました。


ホテルは日本円で一泊6,000円くらいのピラミッドが間近で見れるホテルをとりました。
屋上にレストランもあったので、夜ライトアップされたピラミッドを見ながら食事をとることもできます。


 

【2日目】もう一度ピラミッド、カイロ市内のマーケット探索

ramonvermij / Pixabay


ホテルのあるギザから再びカイロ市内に戻る前に、どうしてももう一度ピラミッドが見たかったので入場料を払ってピラミッドを見に行きました。
その後カイロ市内のローカルマーケット、ハーン・ハリーリに行きました。

ハーン・ハリーリ
ハーン・ハリーリの歴史は長く、14世紀末には市が出来ていたといわれ、19世紀には12の大バザールが一つになり今の形となったと言われています。
大半がみやげ物屋さんで多くの旅行者が立ち寄る観光名所となっています。


バザールのエリアはとても広く迷路のようになっているため迷子にならないように注意が必要です。その迷路の両側にみやげ物屋がびっしりと並んでいます。
金銀銅などの金属細工や食器、宝石類、革細工、様々な工芸品、シーシャ(水煙草に使う器具)など日本では珍しいものばかりで何度見ても飽きません。


ぜひここでエジプトみやげを買うことをお勧めします!

私は3時間ほど、探索しました。市場の人はみな優しく、日本人だと伝えるとそれだけで盛り上がり、道やおススメのお店など教えてくれました。なので、狭い路地もたくさんありましたが全く恐怖心なく買い物を楽しむことが出来ました。

そうしているうちに、帰りの飛行機の時間が近づいたので空港に向かい、夕方6時発の飛行機に乗り、午後10時にはインドに戻ってまいりました!

 

まとめ

とてもコンパクトな旅にはなりましたが、その分充実した旅になったような気がしました。ゆっくり時間をとって旅行するのももちろんいいと思いますが、このように短期間での旅行もまた楽しいものです。働き始めると中々長期間での休みも取りづらくなると思いますが、土日を用いての旅行なら行きやすいですよね。

最初にも書きましたが、インドはアジアの中心近くにあり、アジア圏の旅行はもちろん、少し足を延ばせば、エジプト・ヨーロッパも行くことは可能です。日本だと行くだけで疲れてしまうような地域もインドからだと近く感じます。
インド滞在中にインドから色々な国に行ってみるのも楽しそうですね。


 

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