先週日曜日、JAC Recruitmentでは、女子向け海外就職セミナーを実施しました。
今回は、東京会場およびオンライン形式での開催となり、遠方の方にもご参加いただくことができました。
ここでは、開催後レポートということで、参加者の方に評価いただけたトピックについて資料も含めて公開させていただきます!
本セミナーの見どころ
今回のプレゼンテンター
今回は、JAC Recruitment Indiaの女性社員2名。32歳でインド就職を決意し、初の海外就職を実現した2人です。彼女達が実際に、経験してきた英語力に対する不安や、インドの生活の安全性、海外就職を決めるまでのプロセスなどをつっこんでお話させていただきました。2人の掛け合いが面白かった。というコメントをいただいている通り、今回は自然体!海外就職女子のリアル!を発信するさせていただきました。
本セミナーの人気トピック
今回のセミナーのアンケートで特に、興味を持っていただけたトピックは、海外就職に必要な英語力、そして、海外就職を決め、実際に渡航するまでの具体的なプロセスでした。それぞれのトピックを、セミナー資料を交えて簡単にご紹介いたします。
海外就職に必要な英語スキル
海外就職というとまず思い浮かぶのがTOEICスコア。文法が苦手な方、試験が苦手な方にはすごいハードルの高さだと思います。しかし、アジア圏に絞った求人案件の必要応募条件ににTOEIC~点以上といった具体的な英語スキルの明記があった求人件数は70件中4件でした!
*アジア圏の国、・中国・インド・タイ・シンガポール・ベトナム・マレーシアの7か国、全ての国の求人案件10件をピックアップし、実際にどのレベルの英語力が求められているのかを調査。
え?たったそれだけ?と思われた方も多いと思います。多くの求人では必要な英語スキルの具体的な明記はしておらず「ビジネス英語レベル」、「コミュニケーションレベルの英語」、「日常業務を推進する上で必要なレベル」、「英語ができる方、日常会話に困らない程度」、など様々な表記がなされていました。また職種によっては語力不問の求人も多数ありました。
しかし、実際に英語力は間違いなく必要です。が、書く・読む・聞く・話すという4つのスキルと言うと、こんな感じ。
そして、実際に求められる能力はアウトプット力の高さのほうが比重が高いです。
厳密に言うと、伝えようとする力であったりします。日本語だって、正しい日本語を発信したからと言って、クライアントが1つ返事で理解することはありません。
英語でもそれは同様で、クライアントに理解してもらうために、積極的に働きかける、何度も説明をトライするといって姿勢が英語力に関係してきたりします。
つまり。実際は「TOEIC、ニアイコール、海外に必要な英語力」です。点数が高いことに越したことはありませんが、面接の際に点数だけで判断されることはありません。特にインドは!
気になる求人があったら、まずはコンサルに問い合わせ、クライアントが求める全体的なスキルをチェックすることをおすすめします。
英語力だけで、諦めては大きなチャンスを逃している場合もあります。
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海外就職までのプロセス
次に、嬉しい反応をいただいたのが海外就職までの実際のプロセス。プレゼンテーター濱野の事例で細かく解説しました。海外就職の情報収集から内定まではなんとたった2ヶ月半でした。
とはいっても一番最初の情報収集は1年前だったのも事実。大まかな情報収集は1年前から。
でも実際に海外で働き始める時期を決めてからは約2ヶ月半。
海外就職に限らず、”転職” はタイミング命!
今ある求人が明日、来月あるとも限らないですし、逆を言うと今ない求人が明日出てくるかもしれないのです。それは不動産とよく似ているのす。
こんな経験ありませんか?
一人暮らしのための家探し。
いつかはまだ決まってないけどなんとなくどんな物件があるか不動産屋に訪問したら
「いつ入居予定ですか?」
「広さは?」
「価格は?」
「こんな物件ありますけど来月あきますけどどうですか?」
と、質問の嵐!!!!心の中では
「いえ、、ただ情報収集だけしたかったんですが・・・」
そうなんです。
決まってないと必要な情報って見つからないんです。
さらに言うと水モノ情報なので、期限を決めて活動を始めることが重要なポイントになるのです。
情報収集をする際にも『優先順位の決定』がいかに大事かということがお分かりいただけるかと思います。
✴︎Point✴︎具体的なスケジュールからの逆算で行動計画を立てること!
そして、海外就職にチャレンジするべきなの?とそもそも論を悩んでいる方にはこれ。
右側が、海外就職で得られるもの。デメリットは1つもありません。
働き方革命、働き方の多様化などと言われる日本の未来にはぴったりなメリットしかありません。
ここでのポイントはどちらかだけが良いという訳ではなく、”どちらも選べる”ということにメリットがあるのです!これからの日本、少子高齢化、国際化、海外の人が日本に観光に来ることはもちろん働くことも、もっと増えていきます。その中で自分自身の選択肢を広げておくことはこれからの将来に無限大の可能性を広げることができるのです。
さて、次に海外就職はもう決めている。しかし、国の絞り込みは??
本当に悩みますよね。インドは、特に・・・
そんな方には、このスライドを。実際に濱野が就職先の国を決める際に重要だ!と思った7つの項目で比較した表です。
もちろん、この評価は個人の価値観で変動しますが、自分の中で海外就職を選ぶ際に重要な項目を決めて、優先度を見える化すると、頭も整理されておすすめです。
といった感じで、4つの就職プロセスでの悩みを実例を交えて、一緒に解決していくスタイルで今回は進めさせていただきました。
もっともっとご紹介したところですが、まずはここまで。
今後も定期的に、セミナー開催を予定しております。
今回のアンケートで多くいただいた声は
「実際に働く人の声が聞けてよかった!」
「行動プロセスを知れてよかった!」
「漠然として行動できなかったけど、動いてみようという気持ちになれました!」
今後も、たくさんの方に、海外就職のリアルをPaletteとセミナーを通して発信させていただきます。
また、こんなセミナーやってほしい!こんなこと聞きたい!そんなご意見ございましたら、Twitterで@Palette_Indiaあてにつぶやいてくださいね。お問い合わせフォームやブログコメントでもお待ちしております!
お忙しいところ、お集まりいただきました皆さま、本当に本当にありがとうございました。
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