インド就職だからいける国内旅行!ラダック東南部に位置するスピティ渓谷地域

こんにちは、Palatte編集部です。本日は旅レポートをお届けします。
インド就職のメリットと言えば旅!国内旅行だけでも、日本では体験できないような観光地がたくさんあるところが魅力です。

皆さんはインド北部にあるチベット圏 スピティ渓谷(Spiti Valley)をご存知でしょうか?インドのチベット文化圏としてはラダックが有名ですが、ラダックの東南部に位置するスピティ渓谷地域にもチベット文化圏は続きます。

ラダックとチベットの中間地点に位置するスピティは平均標高3500m以上の高地にあり、年間降水量はごくわずかで冬の寒さは厳しい広大な渓谷チベット系民族のスピティ人が暮らしています。

移動に時間がかかるため、週末だけで行くのは難しいですが、連休を使って行ってみる価値は大いにあります。

デリーNCRの大気汚染と騒音から逃れ、壮大な自然と新鮮な空気、食べ物でデトックスしてみてはいかがでしょうか?

スピティ渓谷地域ってどこにあるの?



ヒマンチャル・プラデーシュ州ラーハウル・スピティ県

標高が高く、高山病になる危険もあるので注意してください。心配な方は事前に高山病予防の薬を処方してもらいましょう。

 

スピティ渓谷地域へのアクセス方法

(行き)

・デリー→ クル: 飛行機 約1時間 (1日1便 Air Indiaが運航)

・クル→マナリ: タクシーで約2時間

・マナリ→スピティ渓谷: 旅行会社を通してタクシーチャーター(車で10~12時間程度)

ローカルのバスもでていますが、タクシーよりも時間がかかります。

※このルートは夏季限定です。冬季は積雪で道が閉鎖されるのでご注意ください。

(帰り)

マナリ→デリー(夜行バス 約14時間)

 

スピティ渓谷地域の旅行プラン

ここからは、Palette編集部員が実際に訪問した際の、旅レポートをご紹介させていただきます!

1日目

1日目はデリーからマナリへ。飛行機でクルまでは約1時間(デリーからはAir Indiaが1日1便)機内からはヒマラヤ山脈が見えました。クルからマナリまではタクシーで移動。1日目はマナリの街をのんびり。

▼マナリで食べた チベット料理のモモ(こちらはベジモモ)


2日目

2日目はスピティへ。早朝にマナリを出発し、1時間もすると標高が上がってきます。森林限界を超え、しばらくすると高原砂漠が現れます。いよいよスピティ渓谷です。

標高3500~4000mの道をひらすら走り続け、カザ(Kaza)を目指します。



▼標高4550mのKumzm峠



▼途中、羊飼いに遭遇



▼この景色の中をひたすら走り続けます


カザ

カザはスピティ一渓谷の中心となる町で、みどころのキーゴンパ(Ki Gompa)があります。



▼スピティ地方で最も古いチベット仏教の寺院 キーゴンパ 標高4,166 m



キーゴンパは11世紀に建てられた寺院で約300名の僧侶が在籍していると言われているそう。
僧侶と交渉して、部屋に空きがあれば宿泊可能。

▼カザにある世界一標高の高いガソリンスタンド(富士山とほぼ一緒!)


タボ

カザから車で2時間のところにある街 タボはスピティで2番目位に大きい街。標高は3200m。スピティ谷では比較的標高が低い街。(歩いていても呼吸しやすい気が?)

タボのみどころはタボゴンパ。約1,000年前に建てられた寺院。当時の仏教美術が状態よく保存されています。

▼タボゴンパ





※タボゴンパは内部の撮影禁止のため、残念ながら写真はありません。

▼ダンカル

標高3800mにある村。かつてはスピティの政治・宗教の中心部だった場所


チャンドラタール湖

▼スピティ西部の高地にある湖、チャンドラタール 標高約4,300mの場所にあり、「月の湖」という意味。



聖なる湖と崇められていて水あそびは禁止されています。湖から3kmくらい言った場所ではキャンプができます。

夜は暴風&寒さでハードなキャンプとなりましたが、星空は最高でした。

街を歩いていると現地の方がにこやかにジュレ―(ラダック語でこんにちは)と挨拶してくれます。一部のお店を除いては、Wi-Fiも使える場所がないため、大自然の中でのんびりできます。

チベット文化に触れ、ゆったりとした時間の流れるスピティ渓谷は、自然が好きな人には本当におすすめの場所です!

 

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