皆さんこんにちは、2017年も7月に突入し折り返し地点になりましたね。インドでは2017年にRapid Metroの最新の駅が開通し、より人々の生活が便利になりました。最新の鉄道だからこそ、近年発展している街を中心に駅が作られインドの経済発展を肌で実感できます。今回はインドの経済発展を象徴する、最新鉄道 Rapid Metroと主要な駅をご紹介します。
インドの最新鉄道の現状
インドといえばデリーメトロ。2002年から開通が始まったデリーメトロも今年で15年目を迎えました。インドの首都デリーを中心に東西南北と幅広い地域に線路が敷かれているこの鉄道は、現在も拡大し続けています。全部で8種類あるこのデリーメトロはデリー・メトロ公社(Delhi Metro Rail Corporation Limited;DMRC)が運営しています。一方それとは別に、Rapid Metro Rail Gurgaon Limitedという会社が新たな鉄道をグルガオンに作りました。それがRapid Metroです。Rapid Metroは近年経済発展が進んでいるグルガオンのSector53区域に2017年に開通された最も新しい鉄道です。このRapid Metroに乗車できるSikandarpur Stationはニューデリー駅からイエローラインを使用して約40分ほどの場所にあります。駅は全部で11駅あり、世界中の企業が密集したサイバーシティがあるSector24地区とタワーマンションの建設ラッシュが起こっているSector53地区を結び、線路の長さは全長11.7キロメートルにも及びます。最新のSector53区間を象徴するタワーマンション街
Rapid Metroの主要駅を紹介
Sector 53-54 Station
Sector 53-54 Stationは、2017年の4月25日に開業したインドで最も新しい駅です。この建物は、Sector 53-54 Stationから徒歩約5分の場所にあるSouth Point Mallという建物です。
建物内には、日本食レストラン、美容院やフィットネスクラブ、スーパーマーケットなど日常生活で必要になる多くの商品やサービスがこの建物に集まっています。特に日本食レストランは過去のPalette記事【絶対に行くべき】インドにあるおすすめのレストラン14店でも紹介した愛味(まなみ)という値段も安く煮物が美味しい日本食レストランがあります。グルガオンにある他の商業施設と比べても、このSouth Point Mallはより多くのサービスや商品を取り扱っている商業施設です。インドで就職をした際には、是非一度足を運んでみてください!
Induslnd Bank Cybercity Station
グルガオンのセクター24地区にある多くの外資系の会社が集中する場所、それがサイバーシティと呼ばれているオフィス街です。Rapid Metro全駅の中でオフィス街に最も近い場所にある駅がInduslnd Bank Cybercity Stationです。駅の周辺には、外資系企業だけでなく東芝や電通など日本の大手企業のインド支店もあります。多くの企業が集まれば、その分多くの人が働いているので、グルガオンだけでなく他の地域からも通勤する人はいます。そういう人にとってRapid Metroは幅広い地域からサイバーシティにアクセスする手段を人々に提供しているので、ここで働く人にとってRapid Metroは非常に便利な鉄道です。インディラ・ガンディー国際空港からRapid Metro主要駅へのアクセス
Rapid Metroはグルガオン地区にある鉄道なので、デリーにあるインディラ・ガンディー国際空港周辺の駅からは直接乗ることが出来ません。そこでインディラ・ガンディー国際空港からRapid Metroの主要駅までのアクセスをご紹介します。ステップ(1) インディラ・ガンディー国際空港の国際線が到着するターミナル3からエアポートメトロ(オレンジライン)に乗りニューデリー駅を目指します。
ステップ(2) ニューデリー駅からデリーメトロのイエローライン(HUDA City Center)に40分ほど乗車しSikandarpur StationでRapid Metroに乗り換えます。
ステップ(3) サイバーシティのあるInduslnd Bank Cybercity StationとSouth Point MallがあるSector 53-54 Stationは反対方向にあります。Sector 53-54 Stationに向かう場合は1番線ホームに向かいます。一方のサイバーシティに向かう場合は2番線ホームでRapid Metroに乗車します。