インドでは、パンデミックを経てオンラインショッピングが人々の生活に浸透したことでECサイトが充実しました。生活用品から食料品まで魅力的な商品が増え、買い物を楽しむ文化が根付いてきたのは嬉しいことです。
特に、デザイン性のあるエコフレンドリーなブランドが増えてきており、インドに駐在する日本人からも人気が高まっています。環境に配慮された商品が日本よりも安価で手に入るのは、インドに住む人の特権でしょう!
ここでは、インドに駐在する日本人がおすすめする現地で買えるビジネスや生活アイテムブランドをご紹介します。
おすすめインド衣料品・靴ブランド
インド駐在・就労を控えている方々にとっては、大きな不安のタネであるビジネス服。スーツを何着も日本から運ぶのは骨の折れる作業です。パンデミックを乗り越えたインドのファッションスタンダードは大きく変化しました。仕事着にも普段着にも使える、品質の良いブランドが人気を集めています。
ビジネス服
ユニクロ、H&M、MUJI、ZARAなどの海外ブランドが中心になりますが、毎日オフィスに着て行くようなビジネス服は、インドでも十分に揃えることができます。お値段は日本よりも少し高めになりますが、ビジネス服を現地で調達できるようになったのは、とてもありがたいことです。最近はインドブランドも品質、デザインともに向上しているので、自分にあったブランドを探してみるのもおすすめです。
また、インドでは気軽にテーラーに洋服を作ってもらうことも一般的です。スーツのオーダーメイドも日本より安価にできるので、上級者はぜひチャレンジしてみてください!
ビジネスシューズ
METRO
ムンバイ発祥のシューズショップ。キッズ、レディース、メンズのカジュアルシューズからビジネスシューズまで、幅広い製品を取り扱っています。ビジネスシーンで使えそうなパンプスも、デザインや色のバリエーションが豊かで選択肢も豊富です。本革製品が日本に比べて低価格で購入できるのも魅力的です。Clarks
200年ほどの歴史を持つ、イギリスの老舗ブランド。高品質で履きやすく、安心して使えるおすすめブランドです。日本での販売価格に比べるとやや安価のため手に取りやすく、外回りの多い営業職の方のビジネスシューズとして重宝すること間違いなしです!インドおすすめアメニティー、ヘルスケア用品ブランド
毎日使うアメニティー商品は、使い慣れたものや自分にあったものを使用したいですよね。近年、インドはフェムテックブームの真っ只中にあり、安心して使える様々なブランドが次々と誕生しています。ここでは、インド在住の駐在員も愛用しているブランドを紹介します。アメニティーは日本から持ち込むとなると意外にかさばってしまう持ち物のひとつ。これを機に、インドの商品を試してみてはいかがでしょうか。生理用品
CARMESI
天然素材の生理用ナプキンをサブスクリプションモデルで販売する、インド発の女性用パーソナルケアブランドです。土に還る竹素材を使っており、品質もよく、40度を超えるインドの夏でも快適に使用できます。引用元:https://mycarmesi.com/
PEE SAFE
生分解性で地球にも肌にも優しいオーガニックコットンタンポン、月経カップ、パンティライナーなど、多様な女性の衛生用品の他、生理痛を和らげるハーブやスパイスを使用した湿布など、インドらしい商品展開も。2013年創業のインドブランドで、月経カップをいち早く取り入れ話題を集めました。日本人に人気のガレリアマーケットにも、実店舗をオープンしています。インドでは、環境に配慮した商品が日本に比べて安価に手に入るのも魅力的ですね。
引用元:https://www.peesafe.com/
基礎化粧品
インド国内では都市により気候が全く異なり、季節や地域によっては大気汚染が心配されるインド生活。基礎化粧品は特に慎重に選びたいですよね。今回ご紹介する商品のほとんどは、パンデミック中に急成長したインド発のスタートアップブランドです。世界的にトレンドになりつつあるサイエンスコスメから、オーガニック成分にこだわるブランドまで多岐に渡ります。
ご自身の肌に合う商品をインドにきてから探すのも楽しそうですね。
Minimalist
パッケージのミニマルさも魅力的な、成分主義ブランド。リーズナブルな価格設定でありながら、肌悩み別に成分を選べる満足度の高い商品展開です。日焼け止め、洗顔クレンザー、美容液、ニキビケアなど、ひと通りの基礎化粧品が取り揃えられます。
引用元:https://beminimalist.co/
Juicy Chemistry
国際有機認証機関ECOCERTに準拠したオーガニック認証済みのインドブランド。パッケージにもリサイクルペットボトルや生分解性バッグなどを使用し、環境に配慮しています。自然由来の植物から抽出した成分をベースにした基礎化粧品。フェイスケア、ヘアケア、ボディケアなど、幅広い製品を取り扱っています。オンラインでの肌悩み相談も行っており、自分に合った商品をおすすめしてくれます。
引用元:https://juicychemistry.com/
Innisfree
日本でも人気の韓国コスメ。オンラインショップに加え、ニューデリー、グルガオン、ムンバイ、バンガロールなどの主要都市を中心に十数店舗構えており、都市部であればアクセスししやすいのも魅力です。日本で購入するよりは少し値段が上がりますが、クレンジングオイル、化粧水、美容液など、日本のショップと同じ商品展開がなされています。
また、インド発コスメではなかなか見ないフェイスパックの種類が豊富なのも、韓国コスメならではです。
引用元:https://www.innisfree.com/in/en/main/index.do
GREEN AND BEIGE
バンガロールに本社を置く、自然由来のパーソナルケアブランド。基礎化粧品を中心としたフェイスケア、ボディケア、ヘアケアアイテムまで、豊富な商品ラインナップを展開しています。価格帯はやや高めですが、自然由来の優しい香りが日本人に好まれそうなコスメブランドです。引用元:https://greenandbeige.com/
シャンプー
mamaearth
2016年創業のインドパーソナルケアブランド。もともとベビー用品の開発から始まり、現在はケミカルフリーの化粧品まで展開しています。赤ちゃんから大人まで幅広い年代から愛されています。特に、玉ねぎの成分を配合しているオニオンシャンプーが人気です。駐在中、硬水のシャワーによる髪の傷みを気にされる方も多いのですが、Mamaearthのオニオンシャンプーを使って悩みが軽減したという声もあります。抜け毛を減らし、髪を強くしなやかにすると効果があると言われています。
引用元:https://mamaearth.in/
PATANJALI
リーズナブルで、幅広い製品を取り扱うアーユルヴェーダ製品。スーパーで手に取ることができ、インド人や駐在員からの高い認知度と人気を誇るブランドです。インドに数年住む知人のロングヘアが艶々だったので秘訣を尋ねたところ、こちらのシャンプーをお勧めされたこともあります。デリーの空港内にも専門ショップがあり、国内外へのお土産としてもおすすめです。
パーソナルケア商品だけでなく、薬や食品など、商品展開は多岐に渡ります。
引用元:https://www.patanjaliayurved.net/
まとめ
いかがでしたでしょうか。インド市場はここ数年で急速に進化しており、海外からの輸入品も増え、インド国内ブランドの品質もどんどん良くなってきています。毎日使うアイテムだからこそ、インドで調達できれば駐在生活がさらに快適になりそうです。インド渡航後に現地で自分に合う商品を見つけていくのも面白そうです。ぜひ今回ご紹介したインドのおすすめブランドを参考に、インドでのショッピングを楽しんでみてください!