ビジネスの現場でインド英語を動画インタビュー

インド 英語

インド就職を応援するメディアPaletteもついに Youtubeチャネルを開設しました!

ベールに包まれているインド現地におけるインドビジネスマンの実態。なかなかイメージがつきにくいインド人ビジネスマンのリアルをこのチャネルを通じてご紹介していきます。

第一回目は、インド英語がトピックです。

第一言語はヒンディー語であるインド人ですが、都市部のビジネスの現場においてはほぼ100%英語が使用されています。日本人にとっては理解が難しいのですが、都市部の多国籍企業で働くビジネス人はバイリンガルもしくはトリリンガルが当たり前で、英語を流暢に話されます。特にここデリーNCRのビジネス街では、インド人同士でも英語でコミュニケーションをすることが日常的です。

初回動画にご協力いただいたのは、Palette編集部のオフィスのあるグルガオンのシェアオフィスに事務所をかまえるNitin氏です。

実際に多国籍企業で働いていたインド人の英語を聞いてみよう!

Nitinさん、実は、Dentsu Indiaに就業されていたご経験を持つインド人。現在は、Green Capitalという投資会社を経営されています。



 

Nitinさんは、日本人との英会話に慣れていらっしゃるので、はっきりとそしてゆっくりと喋って下さっていて本当にありがたいです。英語が第一言語といってもおかしくないくらい流暢で自然でいらっしゃいます。これが、第二言語なのですから本当に驚きです。もし皆さんがインドで働くことになれば、Nitinさんのような英語のレベル感の方とコミュニケーションを取ることになります。


一方で、人によってはなかなかコミュニケーションがうまく行かない!と感じる方にも出会います。ここで、インド歴3年目のPalette編集部員が感じるインド英語の難しさについてまとめてみました。

インド英語は日本人にとってなぜ理解しにくいのか?

インド英語は聞き取りにくい、理解しにくいと感じている、もしくは偏見を持たれている日本人も多いですよね。実際、わたしもインド英語に不安をかかえてこのインドにやってきた一人です。

3年以上ここインドに住んででた現時点の雑感を共有します。

インド英語はイギリス英語が主流

アメリカ英語を基本に英語を学習してきた日本人にとって、最初の壁がここ。インド英語はイギリス英語をフォローしているので、アメリカ英語とは異なるフレーズやボキャブラリーが使用されています。逆に、アメリカ英語特有のフレーズを使用すると「え?なにそれ?」という顔をされることも多々あります。来印する前にはイギリス英語を一通りおさらいしておくことをおすすめします。

一方で、インドの英語教育もどんどんと進化しています。多国籍企業で働くインド人は幼少期からそういった英語教育を受けたり、海外渡航や海外で教育をうけた経験が豊富、かつメディアや映画を通じて日常的にアメリカ英語にも触れています。ミレニアム世代、海外経験豊富なインド人は、アメリカ英語をフォローしており、他国の英語のノンネイティブスピーカーとの対話経験があるため、日本人もコミュニケーションが取りやすい傾向にあります。

 

人によってはとんでもない英語をしゃべっていることも事実

なんかこの人何言ってるかわからない!と思ったら、それはそのインド人の英語力が微妙というパターンがあります。多国籍企業で働かれているインド人でも業種によっては、英語力の低い方もいます。

インド1年目は、自分の英語力が低くて他人の英語力を判断することができず、相手の言いたいことが聞き取れず、ただただ悩んでいましたが、3年たった今気づいたことは、実は多国籍企業で働くインド人の方でも、かなり文法を無視したブロークン英語を使っている場合もあるということです。年齢が高い方ほどその傾向があるように感じます。といっても、在インドの日本人と比較すれば非常に高いレベルの英語をしゃべっていることは間違いありません。

文化的背景によるコミュニケーションの難しさ

これは言語以前の問題になります。日本人とインド人には生活や仕事においてかなりのギャップがあります。英語ができるできないに関わらず、インドに来たてのころはそもそも意味不明なことが多いです。

例えば、チャイタイムは仕事中に一日3回ある。食事は軽食含め1日5回ある。オフィスには30分遅刻は許容範囲。報・連・相はビジネスにおいて必須ではない。家族が風邪を引いたら休暇を取る。お祭りシーズンになると朝はプジャ(お祈り)の時間があるので遅刻は普通。支払い期限は守らない(ことが多い)。など、日本では考えられなかったような商習慣が一部存在しています。これらの商習慣を理解していない状態では、英語のレベルが高くてもコミュニケーションが円滑に行くことはありません。

ヒングリッシュの存在

インド人の特に、古い英語教育を受けた方は特有の発音やイントネーションで話されます。

1 r を「ル」と発音する

2 thをタ行で発音する

3 綴りのまま発音する

4 イントネーションの違い

これも、英語教育レベルが上がっているミレニアム世代では大きく改善されているように感じます。ある程度の英語力がつけば、わかりにくい単語の発音があってもコンテキストで理解できるようになるのであまり心配はありません。ただし、インドに長くいると、少しずつインドイントネーションの影響を受け始めます。傾向としては、文章の語尾のイントネーションが上がる人が多いように感じます。

編集部員の対策としては、定期的にNetflix漬けになり、自分の好きな英語圏のイントネーションに修正するようにしています。

インド英語を入り口に英語力を向上させよう

インドは日本人が働きながら英語習得ができる最適な環境です。理由はいくつかあります。

1つ目は、通常は英語をビジネスで使用する外国において、求人要項は英語のビジネスレベルが求められます。しかし、ここインドでは、日常会話レベルがしゃべれれば、まだ海外就職できるチャンスがあります。仕事の現場でビジネス英語を習得する機会がここインドにはあります。

2つ目は、英語がたどたどしくてもインド人の同僚がフォローしてくれます。100を超える母国語が存在するインドで育ったインド人は、異文化コミュニケーション力に長けており、異なる言語や文化を受け入れる許容力が高いため、日本人の拙い英語もなんとか理解しようとしてくれる方が多いです。

3つ目は、インド人は日本人と比較すると英語を話すことに自信を持っています。文法の間違いやネイティブと異なる発音であろうと関係ありません。小さなミスに囚われがちな日本人も、こういったインド人のマインドに感化されることで、とりあえずなんでもいいからしゃべって伝えよう!というマインドになりやすい環境にあります。

4つ目は、英語を勉強する時間が確保できます。インド、というか海外に出ると日本のように気軽に楽しむ娯楽は限られています。一般的な他国籍企業では、日本のように残業も多くありませんので、仕事以外の自分時間が比較的たっぷり取れる傾向にあります。

つまり、英語を学習する時間がしっかりと取れます。英語スクールに通ったり、オンラインクラスを取る方など方法は様々ですが、英語漬けになる環境を自ら選択すれば2年程度でかなり流暢な英語が話せるようになります。

インドで英語力をビジネスレベルに引き上げ、次のキャリアに繋げるという選択も大いに有りえます!

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