インドの経済成長とともに年々増加する日本人向けインド求人案件。タワーマンションやコンドミニアム、工場地帯の建設ラッシュが続くインドでは、建設業界を構成する大手ゼネコン、準大手ゼネコンにおいて、日本人施工管理の人材が求められています。
ここでは、インド求人の建設業界にフォーカスし、職種別給与、業務内容、条件などを具体的にご紹介いたします。
インド求人 建設業界 職種別給与
職種 | 給与(年収) |
施工管理 | USD47,000~95,000(約500万円~1,000万円程度) |
これだけの給与が確保できれば、インドではかなり余裕のある生活、かつ貯蓄も十分にできるでしょう。現地採用者の収支・貯蓄額平均については下記のブログでご覧いただけます。
建設業界/業種・職種別 求人事例
クライアントは日系製造業が中心となり、工場やプラントの建設がメインになります。そのため、工場地帯での就業となることが多く、プロジェクト単位によるインド国内異動も多い傾向にあります。では、具体的な求人事例をご紹介していきます。
大手ゼネコン/施工管理
企業/ポジション | 大手ゼネコン/施工管理 |
業務内容 | 現場における全ての責任を担います。
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応募条件 | 【必須スキル】
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給 与 | USD47,000~95,000(500万円~1000万円程度) |
準大手ゼネコン/施工管理
企業/ポジション | 準大手ゼネコン/施工管理 |
業務内容 | 建築・設計・建設すべてのフローに携わるポジションです。
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応募条件 | 【必須スキル】
それぞれの職務に応じた資格保有者 <建築系>
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給与 | USD47,000~66,000(500万円~700万円程度) |
JAC Recruitment Indiaの人材コンサルタントより
インドの建設現場では、日本に比べ建築の質やスタッフ(ワーカー)のスキルが低いケースが多く、クオリティ管理・維持のための現場全体の管理、および人材教育・育成が、日本人施工管理に求められる役割となります。また、ローカルスタッフは英語が話せない場合もあり、語学力以外の面でもあきらめずに粘り強く教育ができるか、という点が適性のポイントとなります。
建設現場については、都市部のみならずインフラが整っていない地域も含まれるため、気候や就労環境がタフであるため、それなりの覚悟が必要となります。とはいえ、人材が不足しているため、採用基準のハードルは比較的低い傾向にあります。
人材ニーズが顕在化していない各ゼネコン企業にも、施工管理を含む、設計や営業など他職種についても、建設業界経験の候補者がいれば常に提案ができるほど人材が求められています。