【インド現地採用の求人トレンド】建設業界の求人案件・応募条件・給与は?

インドの経済成長とともに年々増加する日本人向けインド求人案件。タワーマンションやコンドミニアム、工場地帯の建設ラッシュが続くインドでは、建設業界を構成する大手ゼネコン、準大手ゼネコンにおいて、日本人施工管理の人材が求められています。

ここでは、インド求人の建設業界にフォーカスし、職種別給与、業務内容、条件などを具体的にご紹介いたします。

インド求人 建設業界 職種別給与

職種給与(年収)
 施工管理 USD47,000~95,000(約500万円~1,000万円程度)
責任範囲や経験によって給与幅が大きい点が特徴です。建設業界では人材確保に苦戦している企業が多く、募集年齢や年収のレンジも比較的、幅広く設定されています。最低給与を見ても、他業界に比べて高く設定されているところが魅力です。

これだけの給与が確保できれば、インドではかなり余裕のある生活、かつ貯蓄も十分にできるでしょう。現地採用者の収支・貯蓄額平均については下記のブログでご覧いただけます。

インド現地採用者が生活費を徹底調査!インドの暮らしのリアルとは?!

2017.07.28

建設業界/業種・職種別 求人事例

クライアントは日系製造業が中心となり、工場やプラントの建設がメインになります。そのため、工場地帯での就業となることが多く、プロジェクト単位によるインド国内異動も多い傾向にあります。

では、具体的な求人事例をご紹介していきます。

大手ゼネコン/施工管理

企業/ポジション 大手ゼネコン/施工管理
業務内容 現場における全ての責任を担います。
  • 品質・進捗・工程管理
  • 協力会社の手配
  • 建築主との折衝
  • 本社との調整
  • 現場のローカルスタッフへの指導・管理
応募条件【必須スキル】
  • 建築関連学科の卒業資格
  • 英語力日常会話以上(伝わればOK)
  • 着工から竣工までのフローを理解されている方
  • 建設プロジェクトの施工管理経験者
【歓迎スキル】
  • ローカルスタッフを粘り強く指導していただける方、またその経験がある方
給 与 USD47,000~95,000(500万円~1000万円程度)

準大手ゼネコン/施工管理

企業/ポジション 準大手ゼネコン/施工管理
業務内容 建築・設計・建設すべてのフローに携わるポジションです。
  • 【建築・設備系】建築工事における施工管理業務
※プロジェクトベースでインド全土に出張あり。現状はグジャラートの建設現場が多いため、グジャラートでの就業の可能性が高い。
応募条件【必須スキル】
  • インドでの就業意欲のある方
  • 建築施工・設備管理業務経験者
  • 英語力日常会話
【歓迎スキル】

それぞれの職務に応じた資格保有者

<建築系>
  • 1級建築士
  • 1級建築施工管理技士等
<設備系>
  • 建築設備士
  • 1級電気工事施工管理技士
  • 1級管工事施工管理技士
  • 電気主任技術者資格等
給与 USD47,000~66,000(500万円~700万円程度)
 

JAC Recruitment Indiaの人材コンサルタントより

インドの建設現場では、日本に比べ建築の質やスタッフ(ワーカー)のスキルが低いケースが多く、クオリティ管理・維持のための現場全体の管理、および人材教育・育成が、日本人施工管理に求められる役割となります。

また、ローカルスタッフは英語が話せない場合もあり、語学力以外の面でもあきらめずに粘り強く教育ができるか、という点が適性のポイントとなります。

建設現場については、都市部のみならずインフラが整っていない地域も含まれるため、気候や就労環境がタフであるため、それなりの覚悟が必要となります。とはいえ、人材が不足しているため、採用基準のハードルは比較的低い傾向にあります。

人材ニーズが顕在化していない各ゼネコン企業にも、施工管理を含む、設計や営業など他職種についても、建設業界経験の候補者がいれば常に提案ができるほど人材が求められています。

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